先発投手がクロスゲームの中で試合を作り、４番打者が決勝ホームランを放って、クローザーが試合を締める。
やるべきことを、やるべき選手がそれぞれ仕事を果たした、この試合だけを見ればナイスゲームでした。
ダントツの最下位やなかったらもっと嬉しいんでしょうが、こんなにええ試合をしてもテンション上がらんのは残念ですわ(苦笑)。
こういう試合がオールスター後に続けられてたら、めっちゃ躍り上がって来季への期待を膨らませてたんでしょうが、はっきり言うて目指す野球のカタチが不明瞭なんで、シラけた気分は晴れまへん。
こういう勝ちが偶然の産物なのは明白なんで、個人的にはこれで喜ぶというのも難しい。
せめてここから先のシーズン終了まで、こういう安定した勝ち方を続けられたら…と思うけど、そういう指導はできてまへん。
まぁ、石川昂の13号ホームランだけは、少し心が動くところはありましたが、少なくとも奴には規定打席への到達と、ホームラン15本だけは達成してもらいたいね。
反対に細川がどんどん調子を落として、とうとう打率も.270を切ったのは残念やなぁ。
早く調子を取り戻して欲しいわ。
堂上と福田、大野奨の三人が引退するとのこと。
球団史に残る、とは言えまへんが、長く中堅どころとして活躍してくれたと思います。
とくに生え抜きとして、最後までドラで頑張ってくれた二人には、「もっとできたやろ？」という気持ちが強いけど、感謝しとります。
三人の第二の人生に幸あれ。
来季の首脳陣人事の動きも、漏れ出てくるようになりましたな。
球団代表が「来季のことはまだ何も言えない」とかコメントしたもんで、立浪監督の続投は微妙？とかいうウワサが流れたり、片岡二軍監督がヘッドコーチになって、後任が井上氏やないかとか、弱いと早々からウワサが飛び交いますわ。
立浪監督より有能な人材は他にいるでしょうが、誰に代わってもビジョンが見えまへん。
こっちとしては見守るしかありまへんが、とにかく球団全体で何としてでも勝たねばならんという意識を持たんとね。
さて、どうなることやら。
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