あ~
仙台でこういう試合を見たかったわ。
なかなか見られない、ほとんど投打とも最高の試合でしたな。
嬉しくて逆に頭がボ~っとしてます。
髙橋宏は初完封、キノタクの先制打、福永の坂本的タイムリー二塁打、細川によるバンテリンドームのセンター中段に打ち込むツーランに、ビシエドがそれに続くホームラン、最後は龍空にタイムリー三塁打。
スタメン野手で唯一ノーヒットの鵜飼は反省が必要やけど、内容的には進歩があったと思います。
こんなに内容のある試合は、シーズン中でもそんなにないでしょう。
あ~、ホンマに一試合早くこの試合があればなぁ…。
それだけが気持ちをブルーにしてますが、明日以降もこういう試合をたくさん見られるなら、仙台の惨劇はなかったことにするよう努力しますわ。
明日も頑張ってや!
髙橋宏は開幕から自慢のストレートが抜け気味で、満足する投球ができなかったのが、交流戦前あたりからやっとそのストレートが走り出しました。
勝てなかったのは打線の援護がなかったからやけど、その間に自分のボールが投げられないなかで、最少失点に抑え続けてきたことは、自身の引き出しを増やすことにはなったでしょう。
WBC優勝で多少なりとも浮ついたところもあったでしょうが、これまでに自分を顧みることもできたんやないかな。
今日やっと打線と奴の投球が噛み合って、6月半ばにしてようやく2勝目を挙げましたが、ここから一気にエース街道を突っ走る予感がします。
次の登板がホンマに楽しみやね。
ロッテのローテーションは強力で、このカードに佐々木の登板はないものの、小島に種市あたりは第二・第三エースと言うてええ充実ぶりやないやろか。
だからこのカードは苦戦を予想してたんやけど、今日はその小島を鮮やかに攻略して見せましたな。
どうしても細川・ビシエドの派手な一発に目が行くけど、実のところ打線のヒーローはまずはキノタク、そして福永でしょう。
ビシエドのゲッツーでチャンスを潰した2回、二死から福永が右へヒットを放つと、カウント0-2と追い込まれた場面でランエンドヒットを仕掛け、一走の福永が盗塁に成功。
そこでキノタクは低めボール気味の落ちる球を、得意の両手によるバント的スイングで軽く合わせて、レフト前に落とすタイムリー。
投手戦が見込まれてたんで、ずっと援護が少なかった髙橋宏には、この一打は大きかった。
そして福永は右に左に、タイムリーを含む3安打。
とくに奴の内角打ちは、読売の坂本のような鋭さを感じますわ。
そして細川の驚愕のパワーは、今さら語るまでもありまへんな。
嬉しかったのは、ビシエドが一発を含むマルチ安打したこと。
第一打席は食い込んでくるボールに詰まり、例によってゲッツーやったんで、今日も期待できんと思ったんやけどね。
続く打席で低めへの変化球に突っ込まず、腕を伸ばしてフェンス直撃打を打てたことで、身体のメカニズムがガチっと合ったんやろか。
第三打席ではど真ん中のボールではあったけど、完ぺきに捉えてレフトスタンドへ突き刺して見せました。
これで奴が「奴らしい打撃」をできるようになったなら、打線に不可欠な戦力として復活することになります。
そうなることを期待してまっせ。
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