初回に涌井の立ち上がりがフラフラで、そのイニングだけで32球も要したのを見て、試合がこういう結果に終わるとは想像できんかったなぁ。
その後もビシッと立ち直ったわけやなく、ピンチもあったけど、今日は援護があるまで踏ん張れたね。
今季の奴は踏ん張りが効かずに、結構容易く失点することも多かったんで、粘って中盤まで試合を作ってくれたのが、一番の勝因でしたわ。
小笠原あたりも投げるボールはええけど、奴のこの粘りを身近で見られるんやから、しっかり勉強してもらわんとね。
一方で相手の髙橋奎もストレートに力があり、ちょっと得点は厳しいか…と思ってたのに、５回二死走者なしから一二塁のチャンスを作ると、ビシエドが詰まりながらも二遊間を突破するタイムリー。
解説の牛島氏が指摘してたように、上体の突っ込みが改善されてきたため、外角へのボール球にバットが止まるようになり、打てるボールを引き出せたのが大きかったね。
ヒーローインタビューは細川やったけど、今日の打のヒーローは奴でした。
続いてその細川が逆らわずに、ライト前へ落として追加点。
そして交流戦の最終戦からスタメン復帰した石川昂も、センターへきっちり弾き返してもう１点。
奴が二つ続けて見逃し三振したあたりでは、私ゃイライラしてたんやけど、このチャンスで見せた初球を叩く打撃を見られたのは嬉しかったわ。
あのクリーンアップの三連続タイムリーで、完全に試合の主導権を握りました。
最近は龍空も打撃の調子を上げてきて、今日も得点に絡む２安打を放ちました。
どうもショートの守備力では、満足なレベルが奴しかおらんようで、６月はほとんどスタメンショートで起用されてるんやないかな。
守備力も完ぺきとは言えんけど、打率一割強のレベルで低迷してた打撃で、最近は結果が出始めてるのは頼もしい。
せっかくチャンスをもらえてるんやから、故障の田中が不在の間に地位を確保しとくべきやね。
次のカードも楽しみですわ。
ドラ打線は「最初から好球必打」という指導をされてるけど、打つべきやないボールを早めに打って凡打を続けて、相手の投手を楽にしてしまってます。
「早く打つ」んやなく、「打つべきボールを打つ」という意識で、今日のような打撃を見せて欲しいね。
来週は上位チームとアウェイでの六連戦やけど、何とか五分で帰ってきてもらいたい。
頑張ってや＞
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