どん底状態の4番・石川昂をとうとう外して、代わりに打線の核である細川を4番に起用。
そして指名打者には鵜飼を使うという、新しい打線を組んだ今日の試合やけど、昨日あんだけ貧打でイライラさせられたのに、今日は初回からその新打線が火を噴いて3点先制。
続く2回にもスタメン起用に応える、鵜飼のツーランが飛び出して2回までに5点リードしてしまいました。
甲子園で大量リードをひっくり返された、苦い思い出は確かにあるんやけど、今日は今季初めての大量リードをバックに柳がリラックスした投球を見せて2イニング完投勝利。
久しぶりに楽な勝利となりました。
昨日書いたように、このカードでの西武のローテーションは苦しく、打っとくべき相手ではあったけど、最後にそういうところを見せられたのは好材料ですわ。
石川昂抜きでも戦えるところを見せたんで、明日以降の奴の起用がどうなるのか注目やね。
(監督コメントでは自打球の影響と休養とのこと)
短期の休養でスタメンに戻すのかどうか…。
まず今日も細川のバットが、先制打となりましたな。
外角低めの簡単やない変化球を拾って、左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打。
奴の打撃の特徴は左肩を開かんように、両肩のラインを回さんことです。
右腕でバットを押し込まず、場合によってはミートする前から右手を離して、左腕だけで痛烈な当たりを放つんやけど、これは奴の常人離れしたパワーがあればこその打撃やね。
今日は4番という看板に相応しい活躍でした。
明日も頼むで!
今日スタメンに起用された鵜飼も、目立つ活躍を見せてくれました。
初回の外角への変化球を、以前のように引っ張りこむことなく、狙って右へ打って鋭く一二塁間を突破するヒット!
そして続く打席ではインローへのストレートを、コンパクトに弾き返して左翼席に着弾するホームラン。
意欲だけが前に出て焦って引っかけてたのが、打席をもらってる間に徐々に修正されてきて、二軍で培ってきた打力を発揮しつつありますわ。
ブライトも光るところを見せ始めており、外野のスラッガー同士のポジション争いも、今後が大いに楽しみですな。
明日もチャンスをもらえるやろか。
さてずっと援護がもらえなかった柳も、6月に入ってやっと援護らしい援護をもらって、両目が開きました。
心に少しでも余裕が持てると、かなり違う投球ができるはずなんで、次からもっと投球内容を改善していけるんやないかな。
選手会長の活躍に、これから期待したいと思います。
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