昨日は中盤まで最悪の展開だったのを、最後にどんでん返しで劇的勝利を飾り、甲子園でボロボロになって帰ってきたチームの雰囲気を、大いに改善したと思います。
それだけに何とか今日も勝って連勝して、チームを波に乗せたいところ。
しかし前回完璧にやられたグリフィンが相手先発なんで、簡単な試合にはならんと予想はしてました。
したがって、昨日火力を見せた若い中軸がまた威力を発揮してくれるのか、そしてどれだけ松葉が長いイニングを踏ん張ってくれるかが、今日のポイントとして考えられました。
家族の用事で外出してたため、中盤まではスマホでの経過チェックやったけど、昨日の殊勲者だった細川から外角の出し入れで三振を奪うなど、スコアと配球をチェックするだけでもグリフィンの制球力とキレが窺えましたわ。
一方で松葉の方は、4回に無死からの連打で一三塁の大ピンチを迎えながら、内野ゴロでの1点に凌ぐ奴らしい投球で、投球数も少なくサクサクと試合を進めていきましたな。
ドラ打線はグリフィンに手を焼きつつも、2回、3回、4回、5回と、4イニング続けて得点圏に走者を送り、あと一本が出ない攻撃を繰り返してました。
今日もいつものように、また「惜しかった」で終わるのかとイライラし始めてたところ、6回に二死からの連打で一三塁のチャンスを作って打者キノタク。
今季の奴は下位打線に置かれることが多くなりましたが、気楽に打てる打順で得点圏打率.333と勝負強さを見せてます。
アウトローにストレートを見られた後、同じコースにチェンジアップという緩急で攻められましたが、これに食らいついて放った打球がフラフラと右翼線付近にポトリと落ちるタイムリー。
最近のドラは試合によってムラはあるものの、普通に勝負どころでの一本が出るようになりつつあります。
同点になったところで松葉はお役御免。
リリーフが登板過多になってるところで、6イニング56球での降板は少々早過ぎるんやないか。
この後で登板した祖父江は、消化した28試合のうち16試合に登板したことになり、すでに疲労困憊やないかと心配ですわ。
読売は大勢に繋ぐまでのリリーフ陣に人材を欠いており、うまく継投できれば奴の登板は避けられたんやないか。
清水が復帰するまでのスクランブルかも知れまへんが、奴は大事に起用してもらいたい。
8回の逆転劇には痺れたね~!
一死から一発を警戒された石川昂が四球で出塁すると、すぐさま代走に髙松を起用。
すると絶対マークされる初球に果敢にもスタートして、間一髪でセーフとなり一死二塁。
しかし得点圏に走者を置くと役に立たんビシエドは、案の定凡退して二死二塁。
ここで打席には三割を超える高打率ながら、得点圏打率.118と勝負どころで打っていない福永やけど、昨日の一発は何かのキッカケになるんやないかと注目してたのよね。
外角に目付けさせるような配球に、身体を起こすようなボールも交えられ、かなり厳しい配球をされてましたがことごとくファール。
そして粘りに粘った内角寄りの9球目を、やや詰まりながらも三遊間に運んで見せると、打った瞬間そうと決めたように髙松は三塁を蹴ってヘッドスライディングでホームイン!
福永は手首が身体から離れないスイングができるから、あのボールを強くスイングして三遊間へ運べたし、レフトが前進守備していたため本塁生還は微妙に見えたものの、髙松も瞬間の判断力で自慢の足を生かしてホームイン。
これは二人の合作とも言える決勝点でした。
まだ中軸には力強さはないものの、ようやく機能し始めたように見えますんで、明日もいい内容で勝つことができれば、このまま上げ潮に乗れる可能性がありますわ。
今季まだ本領発揮できない髙橋宏には、チームのためにも何とか頑張ってもらいたい。
頼むで!
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