関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2023/5/4 ● vs 阪神タイガース 2-3

柳が発散してた、「オレがチームを救う!」という漢気が、周囲に足を引っ張られてムダに終わったのがホンマに悲しい。

8回の続投は判断が分かれるでしょうが、代える投手との信頼度を考えれば次は祖父江しかおらんのが、一戦目、二戦目と連投してるほか一週間で5試合も投げてきたため、今日も投げさせるのは難しかったんでしょう。

個人的にこれは仕方なかったと思います。

ロドリゲスの亡命と清水の離脱が、ここへ来て影を落としてますわ。

ギリギリのところで踏ん張ってきた8回一死一塁、中野が注文通りの投ゴロを打ってゲッツー!と思ったら、二塁へのショート村松のカバーが遅れ、さらに送球時に落球したことから一塁に走者が残ってしまい、結果としてこれがホンマに致命傷になりました。

続くノイジーの三遊間へのヒットを、昨日に続いてまったく同じように大島が弾いて一三塁に。

大山の同点打はレフト正面やっただけに、一二塁で留めておけばホームインはなかった可能性もありました。

そしして佐藤にもファースト細川の右を突破される、強い当たりのライト前ヒットを打たれて逆転。

もう中野のところで、柳は限界でしたな。

柳は今季これまで、やや慎重すぎてたように思えたけど、今日は精彩かつ攻撃的に投げてました。

打撃も含めて、自分がチームを引っ張るという強い意志を感じさせましたが、チームは奴の熱いハートに応えることなく冷淡でしたわ。

クソくらえ!やね。

 

打線は12安打しながら、たったの2得点。

打点は4番・石川昂のほかは、投手の柳だけ。

石川昂が久々にストレートを快打して、タイムリ二塁打したことだけは収穫やったけど、ムダ打ちばかりで柳を助けられず。

細川は高めのストレートを意識させられて、封じられてしまいました。

インサイドアウトで結果を出して来たのは良かったけど、ヘッドが下がり気味なのが修正できまへん。

始動を早くするとか、何とかこれを修正できれば、確固たる地位を確保できるはずなんやけどなぁ。

石川昂はタイムリーが兆しやと信じたい。

奴が爆発してくれたら、チームは一気に変わる可能性があるんや…。

 

立浪監督、何とかすると宣言していた打線はまだ火を噴きまへん。

外から見てると簡単に見えたんでしょうが、現実はアンタが今か変えてるチーム状況です。

また「責任持って」コンバートしたという根尾も含めて、責任持って結果を出させてください。

待ってまっせ。

 

 

 

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