柳に7イニング目を任せるとは思わんかった。
通常、一週間に一度登板する投手が投げる球数は、凡そ120球前後。
6回でやっと三者凡退イニングとしたものの、5回まで毎回走者を背負ってピンチの連続で球数を要してただけに、6回の奴の打席では代打を送ると思ったんやけどな。
今季の奴の登板はこれで五度目、そのうち130球オーバーが三度目あり、意図的に奴に負荷をかけてるのが分かります。
(前回の奴の乱調は、直前二度の連続130球オーバーの影響かも知れまへん)
ちなみにエースと呼ばれてきた大野雄は、五度の登板で100球オーバーが二度、最高が120球です。
投球内容の違いもあるでしょうが、柳には必要以上に球数を投げさせてるように感じられるんやけど、これは首脳陣が考えるチームの『エース』が柳ということやないか。
奴を中心に投手陣全体の運用を考える、このために柳には必要なイニングを消化させなければならない。
そろそろ年齢的に無理が効かなくなる大野雄には、大車輪の活躍は期待しづらく、柳にその役目を背負ってもらいたい。
そういう意図が奴の起用に感じられるのは、私の考えすぎやろか。
開幕投手は順当に大野雄やったけど、今季はエース交代のシーズンになるんやろか。
FAで大金を捨てて残留してくれた大野雄には、私ゃ末永くエースを張って欲しいと願いつつ、柳にも大きく超一流になって欲しいと思ってますんで、気分的に複雑で楽しい半年間になりそうです。
二人とも頑張って欲しいわ。
※ その後の記事を見ると、どうやら球数は柳自身が「気にしないでくれ」と
首脳陣に伝えてる様子。
首脳陣が、というより奴がエースを狙ってるんやろね。
打線の方では、ビシエドに決定機でタイムリーが出たのが嬉しかったね。
少しづつ状態は上向きやと思ってるんやけど、スコアレスの試合を動かす、非常に大きな価値ある一打でしたな。
内角低めへ食い込んでくるボールを、うまく拾ってレフト前へ運びましたが、これは突っ込みクセが修正されつつあると考えたい。
とにかく一発長打より、ここ一番でのヒット一本が欲しい。
今のチームなら、一発は他の連中が何とかしてくれる(はず)。
とりあえず力みを捨てて、単打を稼いでくれたらええから、確実に頼むよ。
石川昂が右方向へ初の3安打。
とくに押し込みが効いた、ライトオーバーは内容があったと思います。
これが次はバンテリンドームのフェンスを越えられるよう、よりパワーアップしてくれよ。
頑張れ!
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