貧打で三連敗してきたドラとしては、とにかく先行されたらアウト。
相手は難敵の森下だけに、どんなかたちでもええから何とか先制したかったところで、しぶく阿部のバットを折られながらのタイムリーと、石川昂の犠飛で渋く２点を先取。
とにかくこれを守り切るべく、判で押したように６回に崩れる松葉を５回で降ろし、祖父江－清水－ロドリゲス－Ｒマルチネスと鉄壁のリレーで逃げ切りに入ったのに、ロドリゲスが一死からパパッと四連打を食らってしまい、同点にされるという思いがけない展開に。
「やれることはやったから、これで負けてもしゃーないか…」なんて思って、しかし今季のドラの反発力にも期待して８回裏。
一死満塁と絶好機を迎えながらも、打席には今季まだ二度しか打席に立ってない加藤が入りました。
惜しげもなく次々に選手を投入してきて、終盤に外野を守れる選手も残ってなかったため、ここで代打を送ることができまへん。
何とか前へ転がしてくれ…と願うしかありまへんでしたがない場面で、奴はここでセンター前への快打をかっ飛ばしてくれました！
ここで小細工なしで加藤に打たせたベンチの胆力に感心したし、それに応えた加藤の爆発力も嬉しかった。
チームの不調がキズを拡げんうちに改善して欲しかったけど、これでとりあえず一息つけましたな。
明日の柳が上昇気流に乗せてくれるのかどうか、期待して見ていきたいと思います。
今日は１番・鵜飼、２番・岡林、３番・石川昂という、若竜三人で上位打線を構築しましたな。
正直なところ、ちょっと荷が重いと思ってたんやけど、鵜飼1安打、岡林３安打、石川昂１打点と、それぞれ少なからず結果を出しました。
「若いのを育てよう」という監督の意思のもと、直接奴らに「必死な姿だけは見せろ」という強い叱咤激励をして、グラウンドに送り出したと聞きます。
これに限らず今季の首脳陣には、あちこちで強い意志が感じられますわ。
もともと老朽化で腐ってたチーム、腐ってた組織なんやから、それを変えるには物凄いエネルギーが必要です。
あんだけ腹を括ってくれてるなら、当面は安心できます。
今後も今のような負けが込むことはあるでしょうが、その先に錆を落としてピカピカになったドラが存在するなら、信じていきます。
立浪監督、よろしくお願いします。
今日は勝ったけど、これも本拠地での勝利なのよね。
試合消化が本拠地メインであり、これからはアウェイでも勝っていかんと、借金が嵩んでいくばかりですわ。
とりあえず明日も勝っとかんと、来週の横浜がまた正念場でしょう。
頑張って欲しいね。
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