関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2018/4/5 ● vs 読売ジャイアンツ 2-3

今日の松坂の先発登板は、かなり早い段階から報じられてきましたが、一方でオープン戦での登板は芳しいものではありまへんでした。
今季のドラのローテーションは若手の競争が激しく、またエース格の大野雄が復調気配なだけに、誰もが納得するようなかたちで松坂に登板機会が与えられたとは思えんのよね。
なぜ松坂なのか、その答えを是非聞きたかったんやけど…。

さて試合の方はリリーフ陣が頑張ったものの、とくにドラマもなく1点差負け。
例によって大竹を捉えられなかったのが痛かったけど、6回に1点差に迫ってなお一死満塁の絶好機がありました。
ここで大野奨をそのまま打たせたんやけど、2-0からの有利なカウント、九分九厘ストレートの場面で空振り二つ、あげくにセカンドゴロゲッツー。
一戦目でもそうやったけど、中盤の好機で捕手に代打を出さんのは何でや?
読売の豊富なリリーフ陣を考慮すれば、極力早く同点に持ち込まんと勝機はどんどん薄くなる。
しかも大野奨はキャッチングは松井雅に劣り、盗塁はフリーパスであり、フィールドに絶対必要な選手やないと思う。
そう考えるとあそこで勝負に出なかったのは、個人的には納得できんのやけどね。

周平が三試合連続タイムリーを放ったのは収穫やね。
早く上位で奴の打席を見てみたいもんです。

松坂は登板した以上は勝って、皆が望むドラマを見せてもらいたかったんやけど、やっぱり甘かったね。
全体的にボールが高く抜け球も多い内容で、読売打線のミスショットがなければ、もっと失点が増えて序盤でKOされてたんやないか。
この結果だけ見ると、奴の起用理由はますます分からんのやけどなぁ…。
しかしそれ以上に、京田を中心とした守備陣が、思い切り足を引っ張ったのは情けなかった。
やっぱりヘタくそが揃ってるわ。
とりあえず松坂は、少なくとも100球投げられるよう、肩を作ってから再チャレンジしてもらいたいですな。

最初の6試合は1勝5敗でいきなり借金4。
このままシーズン終了まで借金生活が続きそうやけど、とにかく若手投手陣がかたちになれば、今季は収穫ありやと思います。
(そう考えると無理に松坂を使ってる意味がホンマに分からんのやけど)
次の三連戦は開幕カードに投げた三人が起用されますが、連中に今度こそ力を見せてもらいたいね。

 

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