初回に青柳の制球がズレてたところを、うまくつけ入って3点先制。
その後は青柳が立ち直っただけに、このリードを守って「勝つべき試合」をどう勝ち切るかという試合やったね。
今季のドラは、手も足も出ずに完封されるか、勝ち試合をあり得んような逆転で負けるかというパターンが目立ってるし、先発が投げてみないと出来が分からん福谷と、リードしてても負け要素は満載。
とにかく阪神投手陣はレベルが高いんで、青柳が立ち直って追加点は望めず、2回以降はとにかく守るだけという試合でしたわ。
今日の福谷はボールが高めに上ずった4回だけ1失点したものの、前回に引き続き20年の好調時のようなキレあり、制球良しの投球で、6回2/3を5安打2四球と好投を見せてくれました。
次も同じような投球ができれば、ある程度信用できるんやないかと思います。
とは言え結果として勝ったのはええとして、6イニングで79球を投げてから、さらに7回も続投させたのは、個人的にはちょっと賭けに近かったんやないかと思いますわ。
福谷をできるだけ長いイニングを食える投手にしたいんでょうが、今は勝てる試合を確実に取ることが必要な状況です。
奴は好投を続けて7~8イニングを続投させた途端、手痛い失点をするケースが少なくありまへん。
たとえ結果が良くても、今は結果論でしかないと考えます。
奴には5~6イニング、80球を目安にこういう投球を四度、五度と続けてもらい、チーム状況が安定してリスクを取ることができるようになったら、その時にロングイニングを試してやればええのと違うかな。
今のチームはリスクを負える状況やないですわ。
細川は右へ確実にヒットするのが、今の己の道やと気づいたようやね。
一時期、ホームランを欲しがって強振を続けたために調子を崩しましたが、ここへきてインサイドアウトを徹底することで、また安定感を取り戻しつつあります。
これで打点10は、チームトップですわ。
ガッつかんでも東京の三つの球場なら、そのうちホームランは出るはず。
それまで安定感を大事にしてもらいたいね。
今日は試合前に、味谷とブライト、そしてついにアキーノを二軍降格しました。
二打席に一回三振する超大型扇風機なんやから、これはむしろガマンし過ぎとも言えるやろね。
せっかく二軍で期間を気にせず調整できるんやから、大股で構えてノーステップでスイングするとか、大幅な手直しをしてもええでしょう。
諦めずに頑張って欲しいわ。
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