今日は家族サービスで外出してましたが、結果としてはそれで良かったわ(苦笑)。
数少ない勝利のチャンスを、とんでもない投球で失っただけの昨夜に比べれば、今日の敗戦は割と冷静に受け入れられます。
ただただドラが弱いだけで、力の差がそのまま出ただけの試合は、この数年間見続けたものであり慣れっこやからね。
相手投手が主戦級である場合、とにかく先制点を取られてしまえば、その先には何も起こらない。
投手陣が1点でも先に失えば、その時点で敗戦決定です。
4月の一ヶ月間で完封負け8、放った本塁打はたったの4と、歴史的貧打に苦しんでるのは、当然ながら現場だけの責任やありまへん。
ドラフト指名の失敗、育成の失敗、外国人獲得の失敗、故障者の続出、戦術、戦略面、フィジカルトレーニングの劣勢、そして営業面の失敗。
ハード面もソフト面も、球団全体が現代のプロ野球に達してまへん。
暗黒期に陥った球団は過去にいくつもあったけど、ドラゴンズの不振の根は深い。
もう監督一人が変わったからと、ドラゴンズが強くなるという夢などは持つだけムダです。
というか、もう引き受けてくれる人材もおらんのと違うやろか。
さすがに一昨季、昨季が底であって、あとは上るだけやと楽観視してるところもあったんやけど、それをはるかに下回る二番底があったとはね(苦笑)。
ホンマに今季はいろんな暗黒的敗戦を、無駄に見せてもらってますわ。
貧打で完封負けしたかと思ったら、何とか勝てると思わせて投手一人がぶっ壊すとかね。
大いに期待されてる髙橋宏や石川昂も、今んとこサッパリで復調の気配は見られまへん。
髙橋宏はWBCでええそこ見せてくれたんで、大丈夫やと安心してたんやけど、WBCからのインターバルもなくシーズンインしたため、WBC球とNPB球の違いにまだ対応してないんやないか。
本来の投球をしてくれるまでは、まだ時間がかかるように思います。
一方で石川昂は、もともと昨季から一軍のボールに差し込まれ気味だったのが、故障離脱中にヘッドが走るようになったと聞いてたのに、それがまったく見られまへん。
もともと一軍のボールに対応できてなかったのが、そのまま欠点を残してきたため、乗り越えるべきカベが高いというだけのことです。
ずっと起用を続けてたらどこかでアジャストするかも知れまへんが、ホンマにそうなるのかは分かりまへん。
4番を打ってるためら大物やと思われてますが、まだ何の実績もない若手のぺーぺーなのよ。
それなのにボールを選んで打とうとしてて、打席でスイングする回数自体が少ない。
アジャストするにはもっとスイングして、タイミングのズレを身体で感じて修正せないかんのと違うのか?
あのままの姿勢で、奴がブレークできるとは思えんのやけどな。
立浪監督には言行不一致とか、戦略・戦術に優れた面が見られんとか、マイナスが目立つのは事実やけど、負けを続けてきたメンバーを排除して新しいドラゴンズを作ろうとしていること、これだけは大いに評価します。
これがなければ、今後も負の歴史を続けるだけでしょうから。
もう今季も最下位は確定でしょうが、立浪監督が仕掛けたスクラップアンドビルドが、夏以降に花開くのか。
今はそこに注目して見ていくことにします。
それまで彼の姿が、ベンチにあるかどうかも分からんのですが…。
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