昨年はキャンプからオフまで、話題に事欠かないシーズンでしたなぁ(苦笑)。
退屈極まりない21年を経て、これ以下はないと思ってたら、混迷を極めてしまった。
決して嬉しくない話題が多かったように思いますが、年も改まっただけにまっさらな気持ちでになりたいもんやね。
立浪体制も二年目となり、オフの人事もある程度任せてもらった以上、キャリア不足を言い訳にはできまへん。
とにかく何としてでも勝率五割を確保して、少なくともCSには進出してもらいたい。
一年中ドタバタで恥辱に塗れた22年の、溜まりに溜まったウサを全部晴らすようなシーズンにしてもらいたい。
さて23年。
やっぱり気になるのは阿部や京田といった、主力をあっさり放出してしまったこと。
貧打に喘ぐチームとしてはあり得ん判断やと思ってましたが、最近は少し前向きに考えられるようになりましたわ。
奴らは戦力として考えられなくても、普通なら「保険」としてチームに残していたはず。
しかし力量を考えれば、今季も奴らを中心にチームは構成されたやろね。
以前から私ゃ指摘してきたんやけど、低迷期のレギュラーはチーム内では相対的には実力者になるけど、奴らが中心となるチームはどうやっても弱い。
だから奴らに頼らんチームにせなアカンけど、奴らがベンチにいれば目先の勝ちのために、ついつい使ってしまう。
そして結果として、弱いチームが再現されてしまうのよ。
だから思い切って、そういう中心選手は斬り捨てて、一時的に弱くなってでも潜在力が高いチームを作り上げたい。
弱いチームが実行するにはリスクが高過ぎるけど、大きくジャンプするためには必要なスクラップ・アンド・ビルドなんでしょう。
こんだけ拾い集めた以上、投手陣だけは他チームにはヒケを取りまへん。
あとは打者の底上げを、どんだけ早期に完成させられるか。
未知数な若手ばかりのチームになってきましたが、連中がホンマに育った時には、低迷期のチームを軽く超えるチームが出来上がるでしょう。
本来なら、ホンマの勝負は来年です。
しかし今季、昨季以下の惨状となれば、立浪監督がスケープゴートにされるでしょう(そのための彼への人事権付与でしょうから)。
したがって結果を出すには時間がありまへん。
時間との勝負、立浪ドラゴンズはそれを乗り越えることができるやろか。
頑張ってもらいたいね。
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