私ゃ、ドラゴンズはチームという器に入れ物の選手、そしてそれを取り巻くファンによって成立していると思ってます。
入団した選手の成長過程を見守り、主力として活躍する姿に心躍らせ、力衰えて引退していく背番号に感謝する。
ファンとしての個人的にそういう楽しみ方をしてますんで、選手が自らチームを振り切って出ていくFAなんかは、とくに大嫌いで一切支持してまへん。
応援してきた選手が、次のシーズンにはドラに対してキバを剝くなんて、私にとってはプロ野球ファンとして最悪の体験やと言うても過言やありまへん。
(MLBに行く場合は敵にはならんので、まだマシではありますが…)
だからこそ入団してくれた選手、とくに球団への貢献が大きい選手に対しては、十分に報いて欲しいし感謝したい。
やむを得ずトレードすることがあったとしても、タイミングや交換相手は間違って欲しくないと、心底願ってきたんやけどね。
嬉しくないことに今オフは、たった四日間の間でレギュラークラスを二人も放出すという、久々の大型トレードが敢行されてしまいました。
数年間チームに小さくない貢献をしてきた選手たちが、まるで「放出ありき」のようなトレードをされてしまったのは、個人的にはかなり心が痛いわ。
とくに首脳陣の指導に従わなかったことが、京田のトレードの理由かのような報道もありますが、プロ野球選手は自らの行く道を自ら選ぶのであり、それが理由かのような(実際は指導に従わず「結果が出なかった」)流れは、個人的には非常にキツいものがあります。
おそらく立浪監督によるチーム立て直しには、時間的猶予が与えられてないんやないかと推測します。
マイナスからチームを作り直し、勝てるチームに変貌させなくてはならない。
だからこその大変革やと信じたいけど、それでもこれらのトレードの経緯や内容を考えると、落ち込んでしまいますわ。
来季が今季以上に楽しめたらええけどなぁ…。
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