175cm/82kg/右投左打
50m6.2秒、遠投110m
今季の捕手登録は総勢8人やったけど、オフにAマルチネスや山下、桂が戦力外となり、郡司がほとんどフィールドプレイヤーと考えられていることを考えると、使える捕手が4人しかいない状況となりました。
これでは故障者が出れば、二軍は試合ができなくなる恐れがあることから、少なくとも二人は補強したいところやったのよね。
このように補強ポイントの一つであったため、ドラフトで彼を指名したのは当然ではあります。
あとは彼が近い将来に戦力になってくれるのかどうか。
一番手・キノタク、二番手・石橋の競争に割って入る選手に、一刻も早く育って欲しいですな。
彼はまず捕手としてのプレーを評価されたらしいんやけど、分かりやすいのが肩の力とのこと。
動画に高校における有力捕手のスローイング集がありますが、二塁への到達タイムが1.8秒を切ったのは彼ともう一人だけ。
安定して1.8秒台をマークしており、このタイムはプロに混じっても十分なレベルやね。
東北大会での4試合で、一つも盗塁を許さなかったというのも、こうした肩が生かされたもんでしょうな。
またマスコミ記事では、投手へのタイミングのいい声掛けなど、捕手としてのコミュニケーション力に優れてるとあり、本人も意識していると記事にありました。
まずは捕手能力に特徴がある選手ということやろか。
一方で打撃の方やけど、動画を見る限り左打席で鋭い当たりを飛ばしてますな。
一発長打をガンガン打ってきたわけではなさそうやけど、チームでは5番を担っていたようで、高校レベルでは強打者の範疇に入ると言えるのかな。
個人的には、チームの中心打者という割にコンタクト重視なのか、グリップがあまり動かずトップが浅いように感じます。
このため身体に巻き付くようなイングはできず、ヘッドが早めに出てしまう傾向があるように見えますわ。
右中間に長打を打った打席でも、左手首を返して押し込んでるけど、「コネる」スイングになりかねんのやないか。
もっとグリップを引いてトップを深くできれば、強いスイングができるようになるし、タイミングも合わせやすいと思うんやけどね。
こちらの方では、まだまだ伸びシロがあると考えたいですな。
捕手は頭数自体が少ないんで、二軍で出番を掴むのも早いんやないか。
そこで結果を出して、一刻も早く一軍の戦力になって欲しいね。
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