正直なところ、試合前には九割がた負けやと思ってましたわ。
ドラは才木の強いストレートに対応できんし、ドラ先発の福谷は投げたらだいたい炎上する。
勝ってくれ！とは思っても、勝てると思って観戦してたドラファンは、少なかったんやないかな。
ロースコアになったこの試合やけど、そう思えれば上出来と言うてもええ結果やね。
いきなり福谷が、一球目を近本にホームランされて、案の定…とガックリしたんやけど、その後はストレートが150km超を計時するなど、スピードあるストレートを制球良く操る、素晴らしい投球になりました。
２回以降は安定感が増していき、４回、５回は走者を許さない見事な投球で、ここまでで十分やと思ったら、６回も続投となってここも三者凡退。
どんなにええ調子でも、奴は80球あたりで調子をガクッと落とすため、６回を投げ切ったところでスイッチやと思ったら、ベンチは調子の良さを買って７回も「おかわり」で続投を選択。
そしたらやっぱり四球、ヒットで一死一二塁のピンチを作って、やっと降板となりました。
１点差の厳しい継投になりましたが、このピンチを田島が見事に抑え、制球を乱しながらも清水も仕事をして、そしてRマルチネスで締めるドラの勝ちパターンによってカード勝ち越しを決めてくれました。
今日の福谷は良かったけど、問題はこれが続くのかどうか。
とくにアウェイでこの投球をしてくれるなら、強力なローテーションをの戦力なるんやけどね。
次が楽しみですな。
細川は一昨日、昨日と打撃内容が悪かったため、今日は打順が上がって３番になってたのを危惧してたんやけど、それも杞憂に終わらせてくれましたわ。
ここまでの奴が結果を出して来たのは、追い込まれた後の球際の強さなのよね。
第二打席でこれを思い出すような、外角低めの変化球を上手く拾ったヒットを放ち、「お！」と思ってたら、次の打席ではチャンスで外角の厳しいコースやったけど、これに食らいついて右中間への逆転二塁打。
これが今の奴の打撃やと思います。
ただし、それと引き換えに第四打席のように、内角や高めの身体に近いところへのストレートにはバットを合わせられず、最後は外角を腰を引いた三振になってしまった。
弱点がはっきりしてるものの、今はそれでは貴重な打線のコマなんで、出場機会をもらえてる間に少しずつでも改善していって欲しい。
次も頑張れ。
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