2022/6/15　根尾、投手転向

根尾は久々に、その成長を応援し、注視しまくる対象でした。

なかなか上手くならないもどかしさはありつつ、それでも打席の度に成長の有無を探し、少しづつ前進していることを実感できて喜ぶ。

奴の入団以来、それを私はずっと続けてきたのよね。

間違いなく昨季よりは上手くなっており、やっと一軍レベルになってきて、これからポジション争いができるはずやと、応援に前のめりになってたところでした。

下がっていたヘッドもようやく矯正されてきて、やっとこれから…という時期なんやけどなぁ。

何で、「今」投手なんやろ。

普通の選手なら「野手失格」なんつー宣告は、まだ早い時期やと思うんやけどな。

しかもショートをやれと言ったのが４月で、たった二ヶ月足らずしか経過してないのに、何でそんな短期間で結論が出せるんやろ。

スーパースターやった立浪監督には、私のようなド素人には見えん未来があるんでしょうが、それにしてもあれで本人である根尾が納得できるとは到底思えんのやけどね。

ショートから京田が消えて人を欠いたため、代役として白羽の矢を立てたもんやと思ってたけど、三ツ俣や溝脇でその穴が埋まるともう用済みということやろか。

あんだけ打ててない周平をショートで起用したのに、何故か根尾は早々に見切ってしまった。

守備力なんてインスタントにつくもんやないし、何より実戦経験が必要やのに、一軍では守らせず二軍で起用するでもなし。

こんなんで納得できるわけないやん。

『外野で競争に負けたからショートへ』→『ショートでは守れんから投手へ』って、私もプロ野球見て長いけど、半年ちょっとでこんなタライ回しするのは見たことないで…。

現役時代には数えきれん夢を見せてくれた立浪監督には、その感謝はなくなることはありまへん。

04年シリーズでの松坂からの逆転ホームランは、なかでも一番のピカピカの記憶です。

しかし監督になってのアレコレは、ちょっと酷いのと違うか。

とくにこの根尾の件で、私の日々の楽しみを奪われたことには、大きな恨みを抱えてしまいましたわ。

投手・根尾が成功したら嬉しいけど、しかし打者・根尾の成功を心から願ってた身としては、目の前で夢を取り上げられて呆然としてます。

今季残りのシーズンは、消化試合になりそうやなぁ…。

関西竜魂「戯言」