関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2021/4/11 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 2-1

こんな小笠原が見たかった!

今日はひょっとしたら、プロ入り後最高の投球やなかったか。

まだ奴には安定感は求められんと思ってるけど、今日は球威でスワローズ打線を圧倒してました。

昨日、逆転弾を食らった村上を、三打席ノーヒット2三振ときりきり舞いさせたのを見て、胸を熱くさせられましたわ。

6回、7回と捉えられた打球が出てきて、結局7イニング84球でスイッチになってしまったけど、もう少し得点差があれば完投できたはずなんやけどな。

甲子園を制した奴の投球を見て、将来は大野雄のように力強いストレートで打者を圧倒する、私ゃそんなエース級の投手を夢想してたもんでした。

しかしプロ入り以降、だんだん重心が右足に乗らなくなって、球離れが早くなり、ストレートの球威はどんどん落ちて行った。

大げさに言えば、上体が背中側へそっくり返ったような投げ方になってて、威力あるボールが投げられる状態やなかったのよね。

それが今季はチーム内での立場の悪化で意識が変わり、肩ヒジへの不安を一掃できたのか、しっかり右後に重心が乗って、思い切り左腕が振れるようになってきました。

これによりカーブやチェンジアップとの緩急も生きるようになり、いよいよ期待された姿へ覚醒しつつあるのかも知れまへん。

こんな投球をしながら勝てなかったら…と不安やったけど、何とか逃げ切れてホッとしたわ。

次の登板がホンマに楽しみです。

 

今日のスタメンは京田に代えて三ツ俣が起用されました。

大島とキノタク以外、もはや誰が引っ込められても不思議やなかったけど、第一のターゲットは京田になったようです。

守備は相変わらずそこそこ堅実、広い守備範囲と巧みなグラブ捌きで、ショートストップとしてはチームに不可欠な戦力のはずやったけど、さすがに二割前後の打率で四球も選べず、得点圏打率も一割に満たない。

深刻な打撃不振(というか成長のなさ?)に、首脳陣も決断せざるを得なかったんやろね。

キャンプで立浪氏の指導を受けながら、彼から「京田はガンコだ」とのコメントをされてたのは、奴が自らのスタイルを変えたくなかったのか、変えられなかったのか。

そして代わった三ツ俣が2安打と犠打、堅実な守備で勝利に大いに貢献しただけに、レギュラー維持に黄信号が灯った「かも」知れまへん。

出塁率が三割二分くらいあれば、立派なレギュラーになれるんやけどなぁ。

頑張って欲しいんやけどね。

 

 

 

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