キャンプは早くも第三クールに入り、対外試合も始まりました。
この時期はまだ調整途上のベテランより、どうしても若手の仕上がりに目が行ってしまうんやど、今日は相手のベイが主力級の投手を次々に登板させてくれたため、現段階でのドラの若手がどれだけのレベルなのか、図りやすかったように思います。
(もちろんベイの投手も万全やないし、調整途上なんでしょうが)
上茶谷、濵口、武藤、砂田というのは、この時期にしては豪華リレーであり、それにある程度対応した若竜たちには心躍りましたわ。
なかなか楽しいゲームでしたな。
■根尾
今季は何らかの爪痕を残さんと、チームのトッププロスペクトの座から滑り落ちる可能性もあるだけに、何としてでも結果が欲しいシーズン。
テークバックで手首が背中側へ入り過ぎる悪癖を、キャンプ序盤ではヒッチして修正しようとしてたけど、今日はそのトライは止めてましたな。
シート打撃や紅白戦では散々で、馴染まんかったということやろか。
ゲーム前には立浪臨時コーチから、「とにかくスイングすること」と言われてましたが、これはテークバックが深すぎると差し込まれてスイングできんということであり、要はタイミングを合わせられるかだったのよね。
結果から言えば3安打やったけど、内容的には濱口から打った左翼線二塁打だけがヒット性。
ストレートを右へ強打できるようになればええんやけど、まだまだこれでOKとは言えんでしょう。
しかし身体の前で捌けるようになってましたんで、成長がなかったわけではないと思います。
まだ道半ばやけど、これからも精進して欲しいね。
(一方、アマレベルの走塁ミスは大きな減点でした)
■岡林
内容的には根尾より上でした。
粘って四球を奪ったり、ストレートをセンターへ強い当たりで打ち返したり。
技術的にはかなり高いレベルにあると思いますんで、あとはフルシーズン戦えるフィジカルかな。
■石垣
ヒットを打った二打席のフルスイングは内容あり。
しかし入れ込み過ぎたのか、ボール球をハーフスイングでストライクを取られるとか、絶好球を仕留められんとか、残念な点も多かった。
もっと落ち着いて、ええところを見せて欲しいね。
■郡司
甲斐キャノンばりに盗塁を刺しまくったのは良かった。
打撃でもええところを見たいね。
■勝野
順調。
今季も大きな戦力。
■清水
角度のあるストレート、変化球ともに威力バツグン。
今日投げたドラの投手では、一番の出来やったね。
それにしても登板が1イニングのみやったけど、もしかすると奴がリリーフに配置転換されるということやろか。
あんだけの投球を見ると、もったいない気もするんやけどな。
それにしても、話題になってる読売の秋広は、ちょっと大物かも。
あの内角をバットを身体に巻き付けるように打つのは、大谷を彷彿とさせますわ。
ヤバいなぁ。
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