昨日、柳が肝の据わった投球をするか打線が爆発するかしか、東京ドームでは勝機はないと書いたんやけど、果たして今日はどちらも満たす展開になって勝ちを収めることができました。
初回は、読売先発の高橋優が三者凡退でスムーズに立ち上がったのに対して、柳は先頭の丸にヒットを許すと二死から連続四球で満塁とされる苦しい展開。
最後は大城を三振に斬り捨ててピンチを脱出したものの、この初回だけで31球も要してしまい、不安たっぷりな立ち上がりになってしまいました。
しかし私が昨日書いたような返り血を浴びてでも…という投球より、奴は何球投げようと細心の注意を払って、結果として無失点に抑えるという投球やったように思います。
ここで打たれると傷口が大きくなると感じたら、ストライクを取りに行くより球数が多くなっても四球を出して、アウトを取れる打者から確実に取るという投球やなかったかな。
期待したような打者を圧倒するような投球やなかったけど、大量リードを背景にして確実に勝ってくれましたわ。
毎度球数が嵩んでフィジカルにキツい登板が続くけど、次も勝てるよう頑張ってくれや。
打つ方では17安打も出て、ずっと打って欲しかったビシエドや周平にも当たりが出てきたけど、今日については(今日も?)2安打の根尾に触れたい。
今日のタイムリー二本については、スイングが見違えるようになってて、素晴らしかったと思います。
つーか、二軍ではできるようになってたはずやのに、一軍に上がってからは結果が欲しくて力んだのか、二軍降格前のようなヘッドが下がったスイングをしてましたんで、少々ガッカリしてたのよね。
それが今日はストレートを右に左に、しっかりボールを捉えて弾き返してくれたんやけど、いずれも二軍で見ていたヘッドが下がらないスイングでした。
これまでは一軍でヒットを打っても低めを合わせるような打撃であり、ホンマに一軍で通用するようなスイングやなかったけど、今日は力みが抜けたのか一軍レベルになってましたわ。
監督コメントにもあったように、ボールの取捨選択にまだ問題がありますが、プロ入りからテークバックが深くて立ち遅れるためヘッドを立てられないという、カベをようやく乗り越えつつありますんで、その先の成長は早いんやないかと期待します。
来週もええとこ見せてくれよ!
今季の読売戦は、何だか最初の二戦でぶん殴られて、最後に一矢報いるのがパターンになってますが、次は最初からガツン!と食らわせてやって欲しいわ。
まぁ、今季は負けても楽しいからついて行くけどね!
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