初回は初対決のハッチに、三者凡退でやられてしまったけど、投球数は21もあった。
2回は3安打したものの、二死で投手に打順が回って逸機。
しかし一方的に相手ペースになっているようには思わんかったので、走者を出しつつ粘り続けてた涌井が頑張れば、今日も何とかなるんやないかと期待はしてました。
すると3回に一死一三塁のチャンスで、4番の中田翔がセンターへ犠飛を放って1点先制。
これよ、これなのよ!
無死や一死三塁で、有効なアウトを使って得点する。
その術がない打線に加わった中田翔なら、その打撃の引き出しの多さで、ヒットやなくても得点してくれる。
そういう期待が現実になったのが、このイニングでしたわ。
無駄なアウトをどれだけ減らせるのか、それが今季のドラ打線のミッションなんよ。
だから他の選手たちも、この技術に目を向けて欲しい。
シーズンが終わる頃に、三人、四人と、そういう打撃ができる選手が増えていたら、ドラ打線は文字通り打「線」になれる。
それを大いに期待したいね。
涌井はいつ失点しても分からんほど、決定機を許してはいたけど、要所を間違えまへんでした。
ガマンに打線が応えてくれる、そういう期待があるからこそ、あの粘りが出たんやないかな。
昨季とは一味違った投球やったと思います。
そろそろええ年齢になってるけど、今季もまだまだ頑張ってくれるやろね。
気にしてたのは、昨日指摘したようにリリーフの消耗やったけど、今日は勝野をベンチ外にしてたんやね。
これは好采配やったと評価したい。
そういう腹を括った判断ができるなら、昨季までとは違った野球が見られるかも知れまへん。
しかも4点リードの最後には、松山を登板させて復活への足掛かりを作ることもできた。
今日に関しては、チーム全体が好循環の野球やったと思います。
明日も頼むで。
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