即戦力として、大いに期待されていたドラ1の草加が、ヒジの故障でいきなりの離脱。
ルーキーということも考えれると、開幕には間に合いそうもないし、症状によっては手術の恐れもあるっちゃある。
開幕前に大ゴマ?が離脱して目算が狂うのは、昨季のロドリゲス亡命に続けて二年連続やから、これについては首脳陣も頭が痛いやろね。
それにしても、一昨年のドラ1・仲地もそうやったけど、「即戦力」を期待して獲得した割に、草加は明らかに身体ができてないし、開幕からフル回転を期待できるようには見えなかった。
(実際にここでも書いたはず)
二年、三年先の戦力として獲得したなら悪くないが、即戦力が欲しかったなら別の選択肢もあったし、素材型の高校生を指名しても良かった。
どうも狙いがズレてるように見えてならんのやけどな。
まぁ、仲地が今季こそ活躍してくれるなら、少しは編成を見直すこともできるでしょうが。
ヤクルトの奥川のように、保存療法で完治に年単位を要することのないよう、保存療法が適切なのかどうか早めに見極めてもらいたいね。
素材としては、決して他のドラ1には劣ってないと思ってますんで、早期復帰を願ってます。
今季のポジション争いは、岡林を軸とした細川、大島、新外国人などの外野手陣に、そして同タイプを獲りまくった二遊間、そしてサードに無競争で石川昂が入るのかに注目してます。
ここ二年ほど、「ドラのサードは石川昂であるべき」という空気が作られてますが、それがホンマにチームのためなんやろか。
(監督が自らそうしてるんやけど)
石川昂は秋季キャンプを途中リタイヤしたけど、ポジションを守ろうという必死さがあれば、そんなに簡単には離脱できんかったんやないか。
森野コーチがいよいよレギュラーになろうという時、故障で動けなくなり「今日は無理です」とコーチに申し出ると、「監督には黙っていてやるから出ろ」、「二度とチャンスをもらえなくなるぞ」と言われたそうな。
入団時から監督が「サードは石川昂」と決めてるから、奴にはそういう危機意識が薄いとしか思えんのよ。
一方でもともとレギュラーやった周平の方は、「途中出場は難しい」とか甘いこと言うてるけど、しかし頑張ってもポジションがない現実を見れば、モチベーションが上がるわけないというのは理解できる。
しかも使われてる石川昂が、それらしい結果を残してるわけやないからね。
監督はコロコロとスタメンを代えるクセに、一部の選手だけは固定したがるんやけど、あれはいったい何なんやろ。
石川昂の教育は昨季で終わり、今季は競争とでも言えばええのに。
力あるものがポジションを獲る、そういう正当なプロの競争を見せてもらいたいもんです。
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