関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2023/12/5 ドラフト2位 津田 啓史 (三菱重工East)

181cm、84kgで右投右打の内野手

遠投110m、50mを5.9秒で駆け抜ける、横浜高出身で社会人3年目のアスリート型ショートストップ

1位に即戦力型投手を指名できたのは良かったけど、一番有利な指名ができる2位、そして3位に、昨年散々指名したアスリート型三遊間を、さらに重ねて獲るというのは、個人的には完全に予想外でした。

しかし1位で度会君のクジを外して、「度会に並ぶ好打者」と評価した津田君を指名したとなれば、期待は大きくなります。

実際に他球団からの評価も低くなかったみたいやけど、実際に彼はどんな選手なんやろか。

 

3年間の社会人での成績は、打率.275、2本塁打、13盗塁。

2年目の打率.345、1本塁打がキャリアハイであり、今季は打率.221、1本塁打に終わってます。

一方で度会君の成績は、3年間通算で打率.305、14本塁打、1盗塁、しかも2年目にはキャリアハイの8本塁打を放ってます。

アマの成績だけで判断するのは早計やとは思うけど、これだけを見ると度会君にヒケを取らないというのは、少々言い過ぎのような気がします。

実際のプレーを見てると、攻守ともに力感や、ギラギラしたキレを感じられんのよね。(個人的に)

3位の辻本君にはプレーのキレやスピード感が感じられましたんで、ちょっと手を入れたら戦力化は遅くないんやないかと期待できたんやけど、津田君の場合は「上手いのは上手いけど」、これが武器やというアピールポイントがよく分からんのよね。

まぁ、チラっと動画を見た程度なんで、プロの評価の方が正しいんでしょうけど。

守備面ではおそらく辻本君より津田君の方が上手いでしょうが、キレやスピード、あるいは柔らかさといった武器が、私のようなシロウトにはよく分かりまへん。

一方で打つ方も安定感はそこそこ感じますが、爆発力という点ではどうやろか。

度会君クラスというなら、動画の中にはないだけかも知れんけど、腰を据えてグリッと回り、強烈な打球を放つような打撃が見たかったなぁ。

前のポイントで合わせてるように見えますんで、投手に恐怖感はないんやないか。

 

まぁ、キャンプや実戦に入るまでは判断しにくいかな。

期待は大きいんやから、ぜひ頑張って欲しいね。

 

 

 

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