関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2022/6/25 ● vs 阪神タイガース 0-10

今日もローテーションの谷間なんで、福谷が派手に炎上することも想定内。

「やっぱり」と思うだけで、冷え冷えとした気分で笑うだけでしたわ。

ただでも打たれる可能性が高いのに、エラーまで絡んだらどうしようもないわなぁ。

福谷は制球できる力の入れ方では、ストレートにも変化球にも威力を出せるような腕の振りにならず、そんで腕を振ろうと力を入れるけど思ったより球威は出ないし、制球も乱して炎上を繰り返してるイメージ。

20年はあんなに良かったのに、どうしたんやろね。

いずれにせよローテーションを埋めるために、一軍レベルやない投手を無理やり投げさせないかんのは厳しい。

ある程度先が見えた連中やなく、また上田を投げさせたりはせんのやろか。

 

わざわざ監督がクリーンアップにぶつけたという根尾は、ぬかるんだマウンドが合わんかったのか、単に調子が悪かったのか、ボールが高めに浮いてどうしようもなかったね。

これも勉強でしょうが、その後に打順が回ってくると代打を出されて、いよいよ打つ機会が絶たれつつありますな。

あ~あ。

 

今季のドラを見てて不安なのは、この惨状でも昨季よりもマシにはなったのかということ。

少しは前向きな要素があるなら、ちったぁ納得するんやけどね。

確認してみようと、チーム成績を並べてみた。

 

【打撃】

2022) 打率.243 得点206 本塁打37 四死球185 三振530

 (一試合平均)  得点2.99 本塁打0.54

2021) 打率.237 得点405 本塁打69 四死球326 三振973

 (一試合平均)  得点2.83 本塁打0.48

打率や本塁打数の改善で、得点だけ見れば0.16だけ『若干』改善が見られます。

リーグの平均打率が、昨季.251から今季.246にやや低下してる中では、健闘してると言えるかも知れまへん。

ただし問題なのは、シーズンが進むにつれて成績が落ちてることなのよね。

3~4月) 打率.251、平均得点3.46  5月) 打率.239、平均得点3.00  6月) 打率.239、平均得点2.28

6月だけ見れば昨季の数字を大きく下回ってるけど、改善する要素がないのが厳しい。

石川昂の離脱が響いてる可能性が大なんで、奴の早期復帰があればどうにかなるかもやけど…。

 

【投手】

2022) 防御率3.77   2021) 防御率3.22

こちらは大幅に悪化してます。

とくに3~4月防御率3.32、5月3.94、6月4.20と、打撃と同様にシーズンが進むにつれて酷くなってますわ。

ローテーションの穴がいつまでも埋まらんこと、それに伴いリリーフの浪費が続いてること、勝ちパターンのリリーフから祖父江や福が零れ落ちたことなどが要因やろね。

もっとも大野雄と柳のWエースが、期待通りにチームを勝たせてくれんことも、大きな悪影響になってるでしょうが。

こちらも復帰待ち、成長待ちの投手が見当たらんので、改善の見込みは立ってまへん。

 

すべてが現首脳陣の責任やないし、これまでの選手編成や起用、指導、フィジカル部門など、チーム全体の病巣は大きいということやろね。

しかし現体制で昨季から大きな改善が見られんということは、その起用や指導にも疑いの目を向けられても仕方ないんやないか。

立浪監督は残りの試合で、ドラをどこに連れて行こうとしてるんやろね。

まだシーズンは半分も終わってないんやけど…。

 

 

 

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