今さら勝ったの負けたの、語る舌もないなぁ(苦笑)。
名古屋へ帰ったらまたそこそこの試合をするかも知れんけど、この夏場で他チームとの差がはっきりしましたな。
今日も小笠原が独り相撲でスカタンして、同点にされた時点でもう勝敗は決したもんね。
阪神は岡田監督で強くなると確信してたけど、やはり直接対戦すると彼我の差を強く意識せざるを得まへん。
あちらはボールに手を出さず、できるだけ不利なボールはカットして逃げて、四球をもらうか好球を引き出して打つかを徹底してます。
打者の基本としてよく言われることやけど、実際に徹底することは容易いことやありまへん。
しかし阪神はそれをやって、一試合平均得点を0.4上積みすることに成功してますわ。
大山はそれを忠実に実行してる一人であり、昨季59四球を今季昨日時点まで73としています。
こうして投手に簡単にアウトは取れないという圧力をかけて、走者を出していく。
岡田阪神の野球は非常にシンプルで、かつロジカルやと思います。
選手個々の成績は目立たんけど、チームで野球をやっているから、数字以上の結果が出る。
そしてそれは、立浪ドラゴンズにはないものというのも、すでに明確やと思います。
来季に改善する見込みが小さいことも…。
小笠原は前回復調の兆しを見せたと思ったら、今日はまたモタモタして自らの凡ミス含めて逆転されるとか、ちょっと情けないのを通り越したね。
今季はこのままなんやろか。
ストレートが数字ほど走ってないように見えます。
そのうえに凡ミスまで犯して、自分の首を絞めてたらどうにもならんね。
今季が終わるまでに、自分の投球を取り戻せるやろか。
清水はせっかく自ら手に入れた、8回のセットアップというポジションを、どうやら失うことになりそうやね。
気楽な2点ビハインドで登板して、それでもストライクを取るのに汲々としてるんやから、現状での信頼は失われたわ。
敗戦処理からリスタートやね。
8回は松山がええのと違うかな。
投げっぷりと球威は、将来のクローザーも期待できると思います。
これからも楽しみにしてまっせ。
鵜飼はもっと高めに目付をして、低めの変化球に手を出さんようにするべきやけど、そうやって狙ったボールが来ても仕留められんのよね。
試合終了まで打席をもらえたのに、まったく結果を出せんかったのは残念。
阪神のルーキー森下とは、ずいぶん差を付けられた印象ですわ。
まだまだ力不足、頑張らんと!
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