地力の差やなぁ。
基本的に仲地はストレートとスライダーが武器やけど、阪神はそのストレートに対応してきました。
それで配球を変えてツーシームを増やすも、それにも対応されてしまう。
こうなると仲地は力んでボールが先行、球威も失せたことで連打を食らって中盤でKOされてしもた。
あれもこれも打たれて、最後は投げるボールが無くなった印象であり、ちょっと今日はええとこなかったね。
しかしルーキーにはこういう経験が必要でしょう。
次の登板がいつになるのか分からんけど、ストレートをもっと磨いて欲しいわ。
まだまだ素材なんで、プロ生活は自身の頑張り次第です。
あとは先輩たちの悪いところ(ビビリ)は、見習わんようにしてや。
何度も言われてるけど、阪神とドラでは打率やホームランの数は、それほど差はありまへん。
差があるのは四球の数です。
阪神の打者は追い込まれるまでボールを見てる一方、ドラの打者はファーストストライクから積極的に打ちに行ってます。
追い込まれるまで待つ打者と、一番打ち易いはずのファーストストライクを打つ打者が、同じ数字やというところに絶望的な地力の差がありますわ。
そんでドラの打者は追い込まれると、あっという間に終わってしまう。
100試合足らずでドラの四球197、阪神326というのは、天文学的な差ですわ。
2ストライク後に球数を稼げるのは、やっぱり大島くらいであり、中軸の細川なんかはあっさり三振してますな。
そういう意味では、ドラにはまだ相手に恐れられる打者はおらんのでしょう。
まぁ、今季は勉強の時間と半分割り切ってますが、来季はもっと進化した打線を見せてもらいたいわ。
来週は先発投手がどんだけ調子を戻してくれるか、それが問題です。
「中日は投手陣がいい」というのはもはや幻想なんで、連中の復調によってチーム状態が決まりますわ。
ええとこ見せて欲しいね。
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