小笠原は初回を無死二塁での犠打を、三封する自らの好プレーで俄然ノッていきましたな。
走者が出てもゲッツーで潰しまくったんで、大量リードもあって最後までまったく危なげない完封劇でした。
これが五年ぶりということやけど、やっぱり球数が多いのが問題なのよね。
しかし今日は102球という、省エネ投球でした。
今日は打線に助けられたところもなきにしもあらずなんで、今後は奴がチームを勝たせる試合を増やしていって欲しい。
そうなれば自然とエースとして、周囲が扱うようになるでしょう。
次も頼むで。
今日はこれまで手も足も出せなかった九里に、９安打７得点を浴びせて５回KOできたのは爽快でしたな。
これで積もり積もった恨みが全部晴れたワケやないけど、今後の奴と戦える手応えは掴めたかも知れまへん。
その中でも打点を稼いだ細川より、宇佐見の存在が良く機能していたように感じましたわ。
初回は二死一二塁から、外角への誘い球にまったく反応せず、四球を選んだのは素晴らしかった。
そして次の打席では、外角は見られると思った広島バッテリーが、配球を内角中心に変えて来たところを、難しい内角をバシッと思い切り引っ張ってライト前ヒット。
次の打席もかなり厳しい内角球を、右翼線へ弾き返すタイムリー二塁打。
こんだけの打撃を見せられると、打者として常時見たくなりますな。
今日はホンマに素晴らしかったんで、明日以降も期待したいね。
そんで打線の救世主から、急に三振生産マシンに変貌してしまった細川やけど、今日は内角へのシュートを二本センターへ弾き返し、外角よりのスライダーは片手で引っ掛けて左翼線へ打ち返す、原点に返ったような打撃で３安打３打点。
最後の打席ではまた中途半端なスイングで凡退してたんで、完全復活というワケではないでしょうが、キッカケは掴めたんやないやろか。
奴のバットは今やチームの生命線なんで、早く５月の打撃を取り戻してもらいたいね。
頑張ってくれよ。
この快勝を一試合で終わらせるんやなく、次へ、その次へと繋いでいきたいね。
メヒアがまた快投してくれることを願ってます。
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