終盤までハラハラドキドキな試合でしたなぁ。
新打線が初回から爆発して4点先制したもんで、今日はスムーズに勝てるかと思って見てたら、鈴木が大量リードを吐き出す寸前まで打ち込まれ、せっかくの勝利投手のチャンスを喪失。
それでも打線が追加点を取ってリードを広げるものの、終盤に清水が二死走者なしから満塁の大ピンチを迎えるなど、気を抜くことができん厳しい試合でした。
それでも先発投手が5回もたずに降板するような展開で、出来の悪い先発投手だけやなく、後続の投手も打って追加点も取って勝ち切ったことは、これまでにない力強さを感じさせる試合やと感じましたわ。
これで5カード目にして、やっと初めての勝ち越し。
何となく、今日が一つの転機になりそうな気がしますわ。
今日のポイントは、何と言うても新しいスタメンでしょうな。
1番・大島はええとして、何と2番にアキーノ、3番には初めて岡林を据えて、その後を石川昂、細川、福永、キノタク、龍空と繋げる打線。
これが見事に機能して、15安打で7得点。
新たに結成された若手三人によるクリーンアップは、合わせて7安打4打点と躍動して打線をけん引してくれました。
なかでもキーマンになっているのが、選手間ドラフトで獲得した細川。
チャンスメイクからポイントゲッターもこなし、まだ規定打席には到達してないものの、打率.429と大島の.400を上回る高打率、本塁打はまだ出てないとはいえOPSは1.071と望外の大活躍を見せてます。
これまではカウント球をファールにしてしまい、変化球でタイミングを外しに来た決め球に食らいついて、何とかヒットにするケースが多かったけど、今日は低めのカウントを取りに来たストレートに対して、思い切り引っ張ってレフト線へ強烈な二塁打を放ちました。
こうやって早いカウントで仕留めることができるようになれば、そのうちホームランを量産してくれるようになるかも知れまへん。
右にも左にも強い当たりを放っており、こんな素材が何でベイの二軍に眠ってたのかと思わせる、見事な打撃やと思います。
まだ石川昂は自分のポイントを把握しておらず、本格的な爆発には時間がかかるでしょうから、奴にはそれをカバーするような活躍を見せて欲しいね。
ローテーションは谷間が二枚もあって、戦前よりも厳しい状況になってますな(結果的に涌井の獲得は大ヒット)。
福谷が二回続けて沈められ、今日は鈴木もこれ以上ない援護をもらいながらKOされてしまいました。
奴らに代わる投手は?と考えても、二軍は野戦病院かつ投壊状態であり、すぐには代われる奴がおりまへん。
松葉や梅津が投げ始めたらしいんで、交流戦当たりで戦力になってくれると嬉しいんやけどね。
あと森山が高校ルーキーながら好投しており、今季後半あたりで出てきてくれんかなぁ。
(仲地はミニキャンプ中かな?)
しばらくは福谷と鈴木に3~5イニング食ってもらって、ローテーションを回すしかないか。
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