ありがとう、侍JAPAN!
宗主国・アメリカを決勝で下しての世界一奪還、しかも最後はオオタニ対トラウトなんて、アニメのような展開を経た勝利なんて、こんな素晴らしい勝利を見せられて心が動かんはずがない。
準決勝に続いて決勝も素晴らしい試合。
日本中が野球を通じて、こんなに幸せになっていることが嬉しい。
大谷が、吉田が、多くの選手が、イチローたち先輩のWBC優勝に憧れ、この舞台に立つことを目指してきた。
今回の優勝を見た少年、少女たちが、今度は大谷たちに憧れて、WBC優勝を目指してグラブやバットを持ってくれるようになるなら、こんなに幸せなことはありまへん。
細かいことを言えば、アメリカの打線は超一流、しかし投手陣は1.5戦級と言われてたように、その投手陣から得点を奪って勝ったというところは、「名実ともに世界一!」と言うのに躊躇いがあります。
しかしあのスーパースター打線を2失点に抑えた侍投手陣は、それこそMLBのオールスタークラスと叫んでしまいたい気持ちですわ。
「第一ラウンドはショウヘイの勝ちだ」「しかし俺たちは戻ってくる」とコメントし、すでに次回大会への出場を明らかにしたトラウトのように、【世界一は我々でなければならない】とアメリカが考え、次回からは投手陣を含む全員をスーパースターで固めてくるようになれば、侍JAPANが名実ともに世界一を目指す舞台が整うと思います。
大谷は「日本の優勝によって、韓国も台湾も中国も世界一を目指すようになれる」とコメントしました。
アメリカですら人気の地盤沈下が激しい野球界としては、これまでNPBが侍JAPAN事業を展開してきたように、国際化が至上命題となります。
そういう環境において、チェコに対して大谷がリスペクトを語ったり佐々木がチョコを渡したり、メキシコが破れても「野球の勝利だ」と粋なコメントをくれたり、さまざまなエピソードが生まれた点も今回の大会の成果でしょう。
今後さらにWBCの権威が高まり、そこで新たなスターが生まれていくサイクルが回り出すと、野球界の発展にもっと寄与するようになるんやないかな。
今回の野球大会は、久々に爽やかな気分になれました。
ホンマに素晴らしい二週間でしたわ。
おめでとう、侍JAPAN!
あらためて心の底から、ありがとう!!
次回も頼むで!!!
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