関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2022/9/28 ○ vs 横浜DeNAベイスターズ 1-0

柳が今季最終登板したけど、あっちゅー間に危険球退場してしまうとは、まったく想定外やったなぁ。

あんだけ制球をウリにしてる投手やのに、マトモに打者の頭部に絵に描いたようにぶつけてしまうんやから、かなりビックリしましたわ。

このアクシデントで先発が序盤でいなくなったため、本来ならゲームプランはめちゃくちゃなんやけど、ロングリリーフで二番手登板した鈴木が、おそらく一世一代の投球を見せて4回2/3をカバー。

ウリにしてきたストレートはほとんど封印して、カットボールを軸にして三振と内野ゴロでアウトを重ねる。

制球としては高めも多く、決して褒められたもんやなかったけど、カットボールのキレは確かやったね。

マトモに捉えられた当たりはほとんどなく、ほぼ完ぺきと言うべき内容やったけど、何でこれが消化試合での投球やったかな。

もしかすると緊急登板という準備の不十分さが、逆に好結果に繋がったのかも知れんけど、こういう投球がシーズン中に一度でもできてたら、奴の扱いも変わってたと思うんやけどな。

まぁ、今日で可能性は感じさせてくれたんで、来季に変身した姿を見たいもんです。

この感覚を忘れずに、それを定着させるように必死に練習してもらわんとね。

 

周平が少し戻ってきたやろか。

最近は右へ強打する打席も見られ、三割を打った頃のような右へ左へという、強い打球が飛ぶようになってきたね。

ミートに徹し過ぎて上半身が縮こまり、肩が回らなくなって左に合わせるような打撃しかできなくなってただけに、やっと地獄の底から浮上するキッカケを掴んだというところ。

問題は、自らの好調時に「戻る」のか、それとも「長打」を求めて変身するのかやけど、来季はポジション争いからのスタートのはずなんで、それを勝ち抜くためにもより大きな打撃を見せて欲しい。

楽しみにしてまっせ。

 

 

 

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