180cm・90kg、右投右打、遠投110m、50m6.5秒
智弁学園高校では三年間で通算45発。
センバツ優勝も経験するという派手な活躍を見せた後、大商大へ進学して一年時からレギュラーに定着し、その四年間で二度のMVPに輝いたスラッガー。
四年時では主将となり、チームを春季リーグ優勝へ導いたという、ドラが指名した即戦力スラッガー三人のうちの一人であり、下位指名ながら重要なピースと言えますわ。
ガッシリした体躯はすでにプロとして出来上がりつつあり、あとは技術をどう見に付けるかやね。
大学時代の通算成績は、打率.268、3本塁打に34打点と、正直言うてインパクトは感じまへん。
しかし4年春には打率.350と11打点、4年秋には2本塁打と、最後にええとこ見せてドラフト指名に至りました。
さて彼はどのへんから戦力になってくれるやろか。
結論から言えば、彼の打撃フォームには大きな欠陥があります。
すでに構えの時点で上体が突っ込み気味であり、そのままスイングしてるから、当然ボールを迎えに行くようなカタチになってます。
そのせいでポイントも近くなっていて、自然と差し込まれることが多くなってるんやないかな。
大学時代の成績がイマイチ伸びなかったのは、このためなんやろね。
したがって今のままなら、おそらくプロのストレートにはついて行けんでしょう。
彼の場合は欠陥が明確なんで、すぐに直るんやないかと期待したりするんやけど、根尾を見てるとそういうわけでもないように見えますんで、彼がプロで羽ばたくにはこれを何とかすることが大前提になるやろね。
こうして彼には大きな欠陥が見えますが、身体に秘めたパワーも感じられます。
現在はまだポイントがズレてるものの、ズングリした体躯が正しい打ち方を覚えれば、一軍のロングヒッターとして開花することも可能やないかと思いますわ。
まずは二軍の指導者たちが、上手く彼を導いてくれることを願ってます。
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