9回の福留の当たりが、ボールデッドになってなければ、おそらくドラのサヨナラ勝ちやったでしょうな。
優勝争いしてるタイガースとしては、命拾いしたというところやね。
スアレスが京田、堂上に対してパワーで押して来なかったのが、ストレートに弱いドラ打線には丁度良かったのかも知れまへん。
珍しく土壇場でパパッと集中打が出たのは、なかなか気分が良かったけど、本拠地で一番力を出して引き分けやから、喜んでええのかどうか(苦笑)。
まぁ、負けゲームやったと考えれば、これで良かったかな。
笠原はいろいろ微妙なところもあったけど、持ち味を出して十分合格な投球やったね。
制球難なのは相変わらずやけど、スピンの効いたストレートと大きなカーブの緩急は、打者のタイミングを外すには十分でした。
二軍での投球を数字で見る限り、一軍で通用するとは思えんかったんやけど、これは二軍の指導者たちに感謝せなあかんね。
これでやっと、トッププロスペクトとしての位置まで戻ってきたかも知れまへんな。
何とか今季中に復帰後初勝利を飾って欲しいもんです。
今日はとくに何もなかったけど、せっかく高松をスタメンに使ってるなら、どんどんサインを出して走らせてもらいたいわ。
前半に盗塁数を増やしてから、後半はその足の威力がほとんど発揮されてまへん。
これは失敗が続いた後、首脳陣がサインを出さなくなり、たまにサインを出すとまた失敗するという、負のスパイラルに陥っているものと考えます。
左打者の内角低めにボールが来ても、余裕で二封される場面もあり、かなりスタートが悪くなってるみたいやね。
現在の盗塁成功率は.619と、三度の盗塁企図で二回の成功もできないという、俊足ランナーとしてはまったく評価できん数字となってます。
しかし若い選手には成功体験を積ませることが必要であり、そのためには機会を多く与える必要があります。
今や勝敗を問われるチームやないんやから、とにかく奴にはサインを出して、そこから勉強させるしかありまへん。
パワーのない打線では、奴の足はキーになる可能性がありますんで、うまく育てて欲しいんやけどね。
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