今日は早逝した木下雄介氏の追悼試合でした。
個人的な思いは何度か書きましたが、死んだ人間に今を生きる人間の想いは、基本的には届かないと考えています。
(科学で解明できないものを信じないタチなんで…)
しかしだからと言うて、追悼試合がムダやとは思いまへん。
ドラの選手たちが仲間意識を強く持ち、自分ではなく仲間のために必死になれることを証明できるなら、それは素晴らしいことですわ。
だから今日は絶対に勝たなアカン、そう思ってたのよね。
福留のコメントにありましたが、とくに今日は投手陣から迸るものを感じました。
ピンチはあったものの、それでも逃げることはありまへんでした。
ベイの打線を無失点で抑え込んだのも、当然とも言える出来やなかったかな。
そして決勝点を放ったその福留や、涙を見せたタイムリーの京田にも、ギラギラしたものを見ましたわ。
私にとってこのゲームは、今季で一番心を動かされた内容でした。
ドラは死んでない。
チームとして心が繋がっているなら、まだまだ死んでない。
こうして仲間を愛し、チームを愛する選手がまだ揃っているなら、私は生涯の忠誠を誓えますわ。
嬉しいわ、ホンマに。
そしてこのゲームで対戦したベイスターズも、帽子に「98」と書き込んで弔意を表してくれて、心から感謝します。
プロ野球選手て素敵やね。
ありがとう!
最後に、土田の初打席は次も見たいと思わせてくれました。
そのまま頑張れ!
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