今日は二代目ミスタードラゴンズ、高木守道さんの追悼試合でした。
いまだにNPB史上最高のセカンドと称される、ケタ外れに素晴らしいグラブ捌きやスローイング、バックトスに、盗塁王三回の俊足、236本塁打を誇るパンチ力で走攻守に超一流な彼が、球団史において英雄であることは疑いようがありまへん。
その彼をエゴによる落合排斥で、二度目の監督に据えて泥に塗れさせてしまった、中日球団は唾棄すべき存在ですわ。
もっとその選手時代の業績に相応しい、晩年があって良かったはずやのに。
寂しい晩年になってしまったことを、個人的に残念に思ってます。
そういう英雄への感謝を示すゲームとしての今日やったけど、内容としては虚しいものでしたな。
中盤までに投手がゲームを壊してしまって、リリーフも追加点を奪われる一方的なゲーム。
あまり面識のないOBのために、集中力を増してプレーすることもないんでしょうが、それにしてもつまらんゲームにしてしまったもんやね。
つーか、こんな負けゲームですら石垣は使われんのね。
10月の7試合で1打席だけやで。
不要なら二軍でゲームに出してやれや…。
一方でマルクが初登板したのは嬉しかった。
見たことないようなギクシャクしたフォームを、ドラフト指名時に初めて目にした時には、奴をどうやって戦力にするんやろと唖然としたもんです。
しかしそれがこうして一軍で投げるところまで来たんやから、本人の努力と二軍での指導に敬意を表したいと思います。
今日は失点してしまいましたが、次のチャンスではええとこ見せて欲しいね。
京田は打線の中で、打力がないだけに犠打と進塁打が求められてるはずです。
しかし進塁打を打つためのボールの選択が適切やないとか、犠打成功率が.636しかないとかは、はっきり言うて問題やと思います。
あんだけ守れるレギュラーに、代われる選手はおらんとコメントするOBもいますが、ビハインドの展開では非常に使いづらいキャラでしょう。
今、代わりがおらんとしても、それを作る努力も必要やないのか。
そうして切磋琢磨させて、奴自身の成長に期待したいんやけどな。
頑張って欲しいね。
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