まずは福谷、三年ぶりの勝利おめでとう。
プロ二年目にクローザーを任され、32ホールド、11セーブ、防御率1.81とピークの成績を残した後、その成績を維持することができずに、どんどん一軍からフェードアウトしていきました。
与田体制へと変わり、職場を先発へシフトすると初先発で好投して、その後の活躍を期待させてくれたんやけど、腰痛でダウンしてシーズン終了。
今季も開幕に出遅れたものの、先発のチャンスを与えられると二度の登板でそれなりに結果を残し、そして今日の三度目の登板となりました。
イニングは長くありまへんが、安定した制球で致命傷を食らうことなく、5回2/3を93球、5安打、1四球、4三振の1失点。
先日は無理やり?降板させられた後で逆転され、勝利投手の権利を失いましたが、今日も早々に降板したものの勝ち切り、ようやく勝利投手の権利を手にしました。
長く苦しんだ後の勝利だけに、喜びも格別やないかと思います。
しかし肝心なのは一つ勝つことやなく、安定した一軍の戦力になること。
次も、その次の登板も期待してまっせ。
頑張れ!
根尾の初ヒットもすごくめでたいね。
石川昴と並んで球団の至宝と言える存在であり、その最初のヒットはドラゴンズの未来のためにも、非常に大きなものやと思います。
とにかくどんな内容であっても、一本目がなければその先はない。
奴がようやくプロ野球選手としての第一歩を記したことを、ここで祝いたいと思います。
ただし緩いボールを引っかけたコースヒットやったというのも、また事実でしたな。
ヘッドが下がったスイングをしているため、まだストレートに差し込まれた空振りを繰り返しており、今回のような緩く低いボールでなければノーチャンスのはずです。
二軍でも左方向へのヒットが多いのは、速いボールを引っ張ることがでないからであり、スイングの欠陥を直さん限り戦力として考えることは難しいやろね。
一つのヒントとして、グリップの握りを変えればかなり良くなると思うんやけど、本人も分かってるのかも知れまへんな。
両手でグリップを絞るように持っていないため、脇が開いてヘッドが下がる。
これを修正すれば大幅な打撃の改善が期待できるんやけど、本人がそれが不自然やと思えば採用できまへん。
このままでは堂上の二の舞になりかねんので、どこかで納得して欲しいんやけどなぁ。
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