二年夏、三年夏と二度の甲子園出場を果たした、183cm、93kgのガッシリした体格のサウスポー。
最速146kmのストレートを武器に、三年夏の山梨予選15イニングで25三振を奪って、プロの注目を浴びたとのこと。
彼自身は三年夏の甲子園本番では、故障のために(?)打ち込まれて早々に敗退してしまったものの、もともと頭数が少ないなかで小川を放出し、岩瀬が引退してしまったため補強が急務となっているサウスポーとして、チームの期待は非常に大きいはず。
チームにとって貴重なキャラクターだけに、彼がどんな投手か非常に気になりますな。
一塁側から身体の正面を撮った動画がないんで、ちと分かりにくいと言い訳しときますが、フォームを見てると体重移動で両肩のラインを回して左腕をリードしてるように見えます。
一方でリラックスして投げようとしているせいか、右腕はやや遊んでおり、身体全部を使えているようには見えまへん。
力感のないフォームから、ヒジの効いたボールがビュッと来るのが彼の武器みたいやけど、もう少し力が入るような投げ方にした方が、もっと強いボールが行くかも知れまへん。
高校時代のストレートは、平均140km強くらいやと思いますんで、それが5kmくらい上がってくれば、左腕というキャラクターもあって一軍デビューは近いやろね。
彼は見た通りすでに身体は大きく、プロのフィジカルに到達するまで、それほど時間はかからん可能性があります。
二軍で技を磨いて、早く新しいケンシンがナゴドのマウンドに立つ日を、楽しみに待ちたいですな。
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