昨夜継投について書いたら、今日も同じような流れで負けてしまいましたな。
柳の球数が100に届いてないということで、7イニング投げ切った後も続投という判断になりましたが、8回は先頭打者に長打を食らって後続にも四球を与えたところで伊藤へスイッチ。
逆転のピンチができあがったところで、今日もベンチはリリーフへの継投を判断したけど、今日もこの判断が裏目に出たわけやね。
はっきり言ってこれは結果論やなくて、首脳陣の判断力のなさ、センスのなさが原因やと断言しますわ。
ドラの勝ちパターンのリリーフには、勝敗が懸かったようなピンチで登板して仕事ができるような、相手を圧倒できるほどの力量を持った投手はせいぜい田島くらいしかいてまへん(奴でも微妙やけど)。
イニングの先頭から登板して初めて、仕事ができる程度のメンバーしかおらんのです。
だからこそ継投はイニング途中やなく、そのイニングの頭からというのを原則にせないかん。
それなのにドラの投手運用には、どういう場面でどういう起用をするのかという原則がないのよね。
今日なんかは1点を争う厳しい展開だっただけに、8回から伊藤への継投で良かったと思うんやけど、球数が少なくまだ投げられるという期待感が判断を鈍らせてしまった。
ゲーム終盤の息苦しい場面を、初体験の新人に託すような判断が正しかったとは、個人的には到底思えんけどなぁ。
同じ失敗を何度も繰り返してるけど、さすがにええ加減にして欲しいね。
ホンマにアホらしい負けだったわ。
柳は前回より良かったと思います。
スピードが出ないことが危惧されたストレートで打者を押し込み、しっかり力勝負できていたあたりは見どころがあったし、制球面で崩れる心配もなかった。
先発が二度目ということもあり、マウンド上でも落ち着いて見えましたんで、さすが東京六大学でエースとして場数を踏んできた投手でしたわ。
打者がしっかり援護してくれたら、いずれ普通に勝てるやろね。
課題を言えば、心身ともにまだ本当のスタミナが足りないことやろか。
これはドラの若手に総じて言えることやけど、二軍が先発を6回あたりまでに降ろしてリリーフを使う投手運用をしているため、一軍でいきなりロングイニングを求められても厳しいのよ。
(先日、阿知羅が完封したのが唯一の完投)
したがってローテーションで投げてる若手は、5~6イニングから徐々に延ばして行くような配慮が必要でしょうな。
ベンチがアホやからなかなか勝てんけど、腐らずに頑張ってもらいたいね。
6月に入って両外国人のバットが湿ってしまい、得点力が半減してましたが、昨日あたりから徐々に復調してきた「かも」知れまへん。
明日は久々のバルデスをきっちり援護して、勝たせてやってもらいたいね。
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