2021/9/10 ○ vs 読売ジャイアンツ 10-1
土田すごいやん!
ここまでたった二打席やったけど、初打席では火の出るようなライナー。
そして二打席目には、難しいボールを合わせてレフト前に落とす初ヒットと、内容のない打席がありまへん。
生きのええとこ見せてるのに、今日もベンチスタートやったのがさすが与田監督というところやったけど、終盤の守備固めからグラウンドに出て、故意にライナーをショートバウンドで処理してゲッツーを狙うという落ち着きぶり。
(荒木コーチから先にファーストをアウトにしろと指導されたみたいやけど、高卒ペーペーとしては非常に次元の高い内容)
そして最終回二死ギリギリで、打席が回ってきたのよね。
(何であんな遠い打順に入れるんだか…)
左打者の高卒ルーキーが対する投手は変則左腕の戸根であり、初見で攻略するには非常にハードルが高かった。
初球、二球目の外角へのスライダーにはまったくタイミングが合わず、あっという間に追い込まれてしまいましたが、勝負球の内角ストレートをきっちりカットしてカウント1-2。
そして5球目のスライダーが甘くなったところ、バシッと叩いてライト線への強烈なタイムリー二塁打!
「初球の軌道を覚えて打った」というのが奴自身からのコメントやけど、それをいきなり一軍でできるルーキーはほとんどおりまへん。
そもそもルーキーは、二軍の投手とは次元が違う一軍のボールにまず圧倒され、それに対応する時間が必要になるはずなのよ。
やっと一軍のボールに慣れた頃には、今度は相手バッテリーに見つけられた弱点を執拗に攻められ、成績を落として二軍へ戻っていく。
これを何度か繰り返して、やっと一軍に定着できるようになるのが、プロ野球の打者なんやけどね。
土田の場合は第一段階を、いきなりすっ飛ばしてるイメージですわ。
走攻守にまったく戸惑いを見せずにプレーしており、しかも高いセンスを見せてくれてます。
これはひょっとしたら「第二の井端」になってくれるかも、そういう期待が急速に膨らんできました。
あの与田監督なんで分からんけど、こんな攻守にわたるプレーを見せられたら、スタメンで使わん手はないはずです。
さすがに使うよな、与田監督?
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