昨夜はあまりにも悔しくて、ロクに寝られまへんでした。
しかし今夜のゲームも、連敗ストッパーに小熊を起用せんといかん苦境。
リリーフ陣は高稼働を続けてきて疲労困憊、神宮でもすでに連投した投手がほとんどで、今日投げられるメンバーは限られる。
こんなんで勝てるわけないのよね。
戦前から諦めてたら、思った通りに小熊が早々から炎上する惨状。
投手陣が機能せんと思ったら、打線のほうもクリーンアップが揃いも揃って仕事せず、一方的に殴られる展開になってしまいました。
昨夜のスワローズと違って、ドラには大量得点差をひっくり返すような自力もなく…。
大型連敗を二度経験してダントツ最下位に低迷していたスワローズに、一気にゲーム差を縮められてしまいました。
(今まで言って来なかった下劣なこと言うと、ゲレーロ潰されたんやから、バレンティンにもぶつけて潰してやりたかったわ)
あのね。
散々ここでも指摘してきたけど、夏場に投手陣がヘバるのは春から分かってたことなのよね。
どのチームも夏場には選手がヘバッてきて、成績が落ちたり故障したりする選手が増えてくるから、そこでモノを言うのが選手層の厚さ。
今季は例外みたいやけど、どんなに不調でも読売が最後にはカッコをつけてきたのは、ケタ外れな選手層があるからですわ。
もともとドラは選手層がリーグで一番薄いんやから、シーズン前半を使ってでもいろんな選手を使って見込みのある選手を見極め、少しでも可能性があればチャンスを与えて経験を積ませ、夏場ごろから何とか戦力化するよう努力せんといかんかった。
結果的に、そういう戦いをしていたとしても見込みのある選手がおらず、現状と同じように夏場でヘバッたかも知れんけど、正しいアプローチをしたうえでなら仕方ないのよ。
しかし首脳陣は主力と頼む選手に、ずっとこだわり続けた。
たとえば大野と吉見は軸でないといかんとして、奴らの意向を重視してローテーションを組んできた。
しかし現状では、まだ奴らはチームの足を引っ張る存在でしかありまへん。
谷繁体制下から現投手コーチ陣は、山井にこだわり、福谷・又吉にこだわり、大野・吉見にこだわり、そんで結局誰一人復調させることはできんかった。
その間にムダな敗戦を繰り返してきたのを、今季も同じことをやって、主力の復活も叶わず、阿知羅や金子などの若手を試すこともなく、新戦力を台頭させることはできなかった。
同じことを繰り返して、同じ失敗を繰り返してる首脳陣を、さすがに私ゃ擁護することはできまへんわ。
野手の方も、荒木や藤井、野本がスタメンで負けてるし、結局は昨季とほとんど変わらんシーズンになってしまいました。
鈴木翔太と小笠原が一時輝いたのだけが、今季の収穫になりそうやなぁ…。
(鈴木翔太は促成栽培しようとして、つまらん方向への指導で潰しそうな雰囲気やけど)
来季も似たように夏場に失速してゲームオーバーになるんやろな。
ホンマに夢のないチームになってしまって、今季でファンの多くに見捨てられるやろ。
危機感のない球団には、相応しい最期を迎えるのかも知れまへんわ。
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