関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2024/4/14 ● vs 阪神タイガース 1-2

ホームでの三連戦を1勝1敗1分。

もう一つ勝ててたと思うと、割り切れん思いが強いわ。

初戦で普通のベンチワークができずに引き分けて、今日は相手のたった二度のチャンスを生かされてしもた。

やっぱりチャンスでの集中力は、まだまだ阪神がドラより一枚も二枚も上ですな。

まぁ、ドラの方も昨夜の活躍を買って起用した、山本が今日もタイムリーを打つなど、見どころはありました。

また梅津は勝ちに恵まれなかったものの、何より8イニングを13奪三振と、ローテーション投手として十分過ぎる投球を見せてくれましたな。

その馬力とタテの変化が安定して発揮されたら、チームが「普通の野球」ができさえすれば、いくらでも勝てると確信させるものでした。

ただし柳は100球未満で降板させたのに、故障明けの奴を116球投げさせたのは、負荷として問題ないのか気になります。

100球程度を続けたうえで、階段を一段上げるくらいの慎重さがあってええのと違うか。

柳と梅津の球数が逆なら、私も文句ないんやけどなぁ。

 

9回には勝野を起用して「勝つ意思を示した」けど、まだビハインドで8回の男を登板させるほど、切羽詰まった状況にはないと思うんやけどな。

何でリリーフばかり消耗させるのか、これは立浪体制下で変わらない、彼の頭の中を疑う姿勢ですわ。

 

7回には先頭の中田翔二塁打を放ち、無死二塁と絶好の同点機を迎えたものの、後続の細川、上林ともに、レフトフライに倒れて走者を進ませることができまへんでした。

阪神バッテリーは細川に対して、引っかけさせて左へ打たせる配球やったけど、それを奴が理解してたのかどうか。

もちろん理解はしてたんでしょうが、あまりにも簡単に相手の意図に乗せられてしもた。

あそこは無理してでも、右へ打って欲しかった。

こういうあたりが、ドラの野球IQの低いところやね。

 

連勝なんて今だけやと、私は確信してます。

今まで何もかも上手く行きすぎたけど、この先は立て直しが効くのかどうか。

頑張ってもらいたいね。

 

 

 

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2024/4/13 ○ vs 阪神タイガース 5-2

昨日の監督がやらかしたアホな引き分けが、ま~だ引っ掛かってて、せっかくの逆転勝ちにも喜び半分ってところだわ。

今日の試合自体は、なかなか良かったと思うけどね。

メヒアが四球から先制を許してしまい、さらには阪神の先発・大竹の制球の良さに、チャンスもロクに作れないというイヤな流れになってただけに、あの展開から逆転できるとはまったく思わんかった。

5回まで散発4安打のみ、無死からヒットは出るものの、その先が続かん攻撃に終始してたんで、昨季までのドラならこれを何とかするなんつー展開は、皆さんも想像もできんかったでしょ?

 

6回の先頭・田中が、丁寧にボールを見極めてチーム初めて四球を獲ったことが、この試合の転換点になりましたな。

今日2安打と当たってる周平が、猛打賞となる三本目を放って無死一三塁。

(ライトのちょっと右への打球で、田中が三塁に到達したのはデカかった)

今季の周平は、ストレートをズバッと右へ引っ張れるので、エンジン全開という印象やね。

ここで真打ち中田翔が登場すると、内角へ食い込んでくるボールに対して、無理せずおっつけてセンター前へポトリと落とすタイムリー。

ここでガツンと強くスイングせず、とにかく内野の頭を越せばええと、コツンと合わせたようなスイングやったけど、あれこそ奴の野球IQの高さを証明してますわ。

どんなカタチでもとにかく打点をマークする、そういう打撃こそドラに必要やったものなのよね。

後は宇佐見のタイムリーあり、村松の押し出し四球ありと、押せ押せで大量4得点。

これはいったい、中日ドラゴンズなんやろか??

チャンスで普通に得点できる野球なんて、ホンマに何年ぶりやろね。

 

落合体制の黄金期が8年間、そして気づけばBクラスへ低迷するようになって11年となりました。

栄光も遠くになりにけり、もう生きてる間にドラの日本一なんて、期待できんといまだに思ってるけど、今季は少しは面白い野球が見られるかも知れまへん。

ホンマに、時々ベンチワークのポカがあるのがイライラするけど、選手たちにはええ野球を見せてもらいたい。

頑張ってや。

 

 

 

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2024/4/12 △ vs 阪神タイガース 2-2

試合前に「先発投手は6イニング、できたら7イニングまで投げて欲しい」なんつー、監督のコメントを見てイヤな予感がしてたのよね。

その夜にそのままズバリ、予感が的中するとはなぁ。

監督がおかしなことをしなけりゃ、普通に安定して勝てるのに。

青柳を向こうに回して、気迫の投球を見せていた柳を、7イニング98球で降ろす必要はまったくなかったね。

柳→マルチネスと、柳→勝野→マルチネスという継投の、どちらの確率が高いのか。

勝野が8回の男に定着したのは開幕してからであり、昨季の松山のようなチームからの高い信頼はまだありまへん。

あのまま柳が投げた方が、勝てる確率は高かったと確信してます。

やっぱりドラは、監督のオツムがネックになるのよねぇ…。

勝ち試合を追いつかれて、投手を何人も使って引き分けなんて。こんな試合は負けたのも同然やで。

 

11回の一死三塁のチャンスでは、上林がボールゾーンの高めに詰まってサードゴロ。

ゴロゴーの指示があったのか、三走のカリステは本塁憤死となりました。

外野フライを打ちに行ったのかも知らんけど、あそこはとにかく右へ打つことが目的です。

4回の無死一三塁では、阪神が「1点どうぞ」で中間守備を敷いたことから、中田翔はとにかく前に飛ばせば得点できると、その通りサードゴロを打って得点しました。

しかしあの場面は内野が前進守備であり、打者としては右へ打つべきやったのよね。

打つべきボールの選択を間違えたわ。

次は頑張ってくれよ。

 

 

 

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2024/4/10 ○ vs 横浜DeNAベイスターズ 6-1

5連勝は三年ぶりとか(苦笑)。

まぁ、昨季が三連勝までやったから、それも当たり前っちゃー当たり前なんやけど。

まぁ、相手が初登板の小園やというアドバンテージをもらってたものの、それに初勝利を献上するのがこれまでのドラやったからね。

それにしても15安打も打ったのはええけど、すべて単打なのよね。

ドカンと一発ロングヒット!なんつー派手さは皆無やったけど、とくに前半で「ここで1点」が取れたのが、非常に大きかったと思いますわ。

地味でも着実に加点して、しかもローテーションを入れ替えた松葉に投げさせても、安定した勝利を掴んだのは、しばらくなかったチームの姿だけに嬉しい。

しかも鬼門とされてきた、屋外球場での5連勝というのは、大きな意味がありますな。

 

1回は二死一二塁のチャンスで、細川が外角へのスライダーを綺麗に合わせて、レフトへの先制タイムリー。

強引にならず、外野の前に運べばいいと、割り切ったスイングに見えましたわ。

さらに2回には、無死満塁で三好が三振してヤバい空気になりかけたところを、続く田中が外角へ落ちるボールに必死に食らいつき、右方向へ転がして有効なアウトを使って1得点。

別に綺麗にヒットで得点せんでも、泥臭くアウトを一つ使って得点する。

これができる選手が打線にいるだけで、繋がりが非常によくなりますわ。

あとは松葉にもタイムリーが出るとか、ポコポコと単打を連ねて6得点。

投手陣が充実してるだけに、逃げ切りには十分すぎる得点でした。

 

次はいよいよ、昨季のチャンピオンチームとの対戦やけど、とにかくカード勝ち越しを目指して、全員で頑張ってもらいたいわ。

今のドラのローテーションなら、誰が投げても勝ち目はあるはずなんで、期待してまっせ。

 

 

 

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2024/4/9 ○ vs 横浜DeNAベイスターズ 3-1

何年かぶりの首位らしいけど、この時期の順位なんて屁みたいなもんやから、それはどうでもええ。

しかし内容的に盤石な勝ち方を続けてることは、大いに評価に値するんやないかな。

投手陣が先制を許さず、逆にドラが先制、そして加点していく。

今日の小笠原は、二死から7番、8番に連打された1失点は気に入らんけど、それ以外は十分に奴らしい投球で協力ベイ打線を押し込んでたと思います。

昨季と違って、ちゃんと援護があるという試合に、天にも昇る気分とそれを守らないかん責任感で、それにふさわしい投球をしてましたな。

(8回で降ろす必要はあったかな?)

そして勝野、マルチネスと盤石な投手リレー。

勝野のところは、いつでも松山にスイッチできるし、無理させてるとは今んとこ思いまへん。

ナイス継投でした。

 

そして打線の方は、やはり田中と中田翔でしたな。

田中はポイントが身体に近く、詰まってフライを上げるケースが目立つけど、そのぶんファールで球数は稼いでますわ。

今日も奴が2得点やったし、守る方でも最終打者のセカンドゴロは、まるで往年の荒木を見るようなプレーでした。

中田翔はカタチには拘らず、とにかくその場面で欲しい結果を出してくれてます。

二本目のタイムリーなんて、右へ運ぶという強い意識だけで打ったようなもんでしょう。

ここまでは非常に安定感のある試合を続けてて、ホンマに立浪ドラゴンズか?と疑ってしまうけど、これがホンモノかどうか一ヶ月は様子を見せてもらわんとね。

どうかホンモノでありますように。

 

明日の予告先発は松葉と小園とのこと。

ルーキーの初登板をぶつけられると、不安しかないんやけど、そういう不安な試合でどんな野球ができるのか、とにかく内容を重視して観戦したいと思います。

 

 

 

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2024/4/7 ○ vs 広島東洋カープ 1-0

今日も虎の子の1点を死守しての、三試合連続完封勝ち。

ワンチャンスを生かした先制点を、先発メヒアから勝野、齋藤、マルチネスとバトンを繋いで、ついに守り抜きました。

しかもマツダスタジアムを舞台にやってのけたというのは、ここを鬼門としてきたことを思えば、意味がないと言ったらウソになるやろね。

いや、ホンマに素晴らしかったわ。

 

欲を言えば8回は勝野に任せて欲しかったけど、1点差やったから勝ちへの執念を見せたと、前向きに考えたいと思います。

その8回のピンチでの、広島本塁憤死は微妙な判定やったものの、やるべきことをやり切ったからこそ、勝利の女神が微笑んでくれたと考えたい。

 

一昨日のスコアも1-0、そして今日も1-0と心臓に悪い展開が続くけど、それを勝ち切らんとチーム力を上げることは難しい。

昨季は「中日弱~い」と、広島ファンの子供に嗤われてたと記事に見ましたが、少しは目を覚ませてやれたやろか(苦笑)。

今週もええ試合を続けて欲しいね。

 

 

 

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2024/4/6 ○ vs 広島東洋カープ 4-0

初回は初対決のハッチに、三者凡退でやられてしまったけど、投球数は21もあった。

2回は3安打したものの、二死で投手に打順が回って逸機。

しかし一方的に相手ペースになっているようには思わんかったので、走者を出しつつ粘り続けてた涌井が頑張れば、今日も何とかなるんやないかと期待はしてました。

すると3回に一死一三塁のチャンスで、4番の中田翔がセンターへ犠飛を放って1点先制。

これよ、これなのよ!

無死や一死三塁で、有効なアウトを使って得点する。

その術がない打線に加わった中田翔なら、その打撃の引き出しの多さで、ヒットやなくても得点してくれる。

そういう期待が現実になったのが、このイニングでしたわ。

無駄なアウトをどれだけ減らせるのか、それが今季のドラ打線のミッションなんよ。

だから他の選手たちも、この技術に目を向けて欲しい。

シーズンが終わる頃に、三人、四人と、そういう打撃ができる選手が増えていたら、ドラ打線は文字通り打「線」になれる。

それを大いに期待したいね。

 

涌井はいつ失点しても分からんほど、決定機を許してはいたけど、要所を間違えまへんでした。

ガマンに打線が応えてくれる、そういう期待があるからこそ、あの粘りが出たんやないかな。

昨季とは一味違った投球やったと思います。

そろそろええ年齢になってるけど、今季もまだまだ頑張ってくれるやろね。

 

気にしてたのは、昨日指摘したようにリリーフの消耗やったけど、今日は勝野をベンチ外にしてたんやね。

これは好采配やったと評価したい。

そういう腹を括った判断ができるなら、昨季までとは違った野球が見られるかも知れまへん。

しかも4点リードの最後には、松山を登板させて復活への足掛かりを作ることもできた。

今日に関しては、チーム全体が好循環の野球やったと思います。

明日も頼むで。

 

 

 

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