関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2024/4/7 ○ vs 広島東洋カープ 1-0

今日も虎の子の1点を死守しての、三試合連続完封勝ち。

ワンチャンスを生かした先制点を、先発メヒアから勝野、齋藤、マルチネスとバトンを繋いで、ついに守り抜きました。

しかもマツダスタジアムを舞台にやってのけたというのは、ここを鬼門としてきたことを思えば、意味がないと言ったらウソになるやろね。

いや、ホンマに素晴らしかったわ。

 

欲を言えば8回は勝野に任せて欲しかったけど、1点差やったから勝ちへの執念を見せたと、前向きに考えたいと思います。

その8回のピンチでの、広島本塁憤死は微妙な判定やったものの、やるべきことをやり切ったからこそ、勝利の女神が微笑んでくれたと考えたい。

 

一昨日のスコアも1-0、そして今日も1-0と心臓に悪い展開が続くけど、それを勝ち切らんとチーム力を上げることは難しい。

昨季は「中日弱~い」と、広島ファンの子供に嗤われてたと記事に見ましたが、少しは目を覚ませてやれたやろか(苦笑)。

今週もええ試合を続けて欲しいね。

 

 

 

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2024/4/6 ○ vs 広島東洋カープ 4-0

初回は初対決のハッチに、三者凡退でやられてしまったけど、投球数は21もあった。

2回は3安打したものの、二死で投手に打順が回って逸機。

しかし一方的に相手ペースになっているようには思わんかったので、走者を出しつつ粘り続けてた涌井が頑張れば、今日も何とかなるんやないかと期待はしてました。

すると3回に一死一三塁のチャンスで、4番の中田翔がセンターへ犠飛を放って1点先制。

これよ、これなのよ!

無死や一死三塁で、有効なアウトを使って得点する。

その術がない打線に加わった中田翔なら、その打撃の引き出しの多さで、ヒットやなくても得点してくれる。

そういう期待が現実になったのが、このイニングでしたわ。

無駄なアウトをどれだけ減らせるのか、それが今季のドラ打線のミッションなんよ。

だから他の選手たちも、この技術に目を向けて欲しい。

シーズンが終わる頃に、三人、四人と、そういう打撃ができる選手が増えていたら、ドラ打線は文字通り打「線」になれる。

それを大いに期待したいね。

 

涌井はいつ失点しても分からんほど、決定機を許してはいたけど、要所を間違えまへんでした。

ガマンに打線が応えてくれる、そういう期待があるからこそ、あの粘りが出たんやないかな。

昨季とは一味違った投球やったと思います。

そろそろええ年齢になってるけど、今季もまだまだ頑張ってくれるやろね。

 

気にしてたのは、昨日指摘したようにリリーフの消耗やったけど、今日は勝野をベンチ外にしてたんやね。

これは好采配やったと評価したい。

そういう腹を括った判断ができるなら、昨季までとは違った野球が見られるかも知れまへん。

しかも4点リードの最後には、松山を登板させて復活への足掛かりを作ることもできた。

今日に関しては、チーム全体が好循環の野球やったと思います。

明日も頼むで。

 

 

 

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2024/4/5 ○ vs 広島東洋カープ 1-0

こういうガマン合戦では、ここ数年ほとんどドラに勝ちは付かんかった。

投手陣による必死のガマンは報われることなく、自軍のミスなんかで先に失点して、防御率とは裏腹に負けばかりが増えてましたな。

こういうことが繰り返されて、投手陣は打線を信用できなくなって、1失点もできないというギチギチに縛り上げられた投球となり、さらに先制を許してしまう悪循環が続いてきたもんです。

しかしシーズンが変わって今季、柳と九里が繰り広げた投手戦は、相手の方が走者を出しており、ドラは走者すらロクに出せない展開やったけど、終盤に4番が突破口を開くと直ぐに代走に田中を起用、そして細川のヒットに相手のミスが加わって先制点。

こういう試合ができれば、投手陣はまた頑張れます。

チームにとって、非常に大きな意味のある試合になったと思います。

こういう試合を一試合で終わらず、また何度でも見せてくれると嬉しいね。

 

そんで8回に中田翔が作った無死二塁、ここで細川がどんな打撃を見せるかと思ってたら、思い切りおっつけて右へ打ち返して見せました。

成否はともかく、チームに必要なのはこういう姿勢やと思ってたのよね。

勝負手の代走・田中に相手のミスもあって、幸運な先制点を取れたけど、それもやるべきことをやった結果やと思います。

 

それにしても村松は悪目立ちするなぁ…、悪いけど。

アウトにはなったけど、二遊間へのゴロをジャッグルしかけたし、先制後のチャンスでは例によってバント失敗。

最後にセカンドを守った田中が、顔付近にイレギュラーした打球を捌いて見せたのを見ると、このへんに野球センスの差を感じてしまいますわ。

打撃に成長は見られるんやから、確実性の高いプレーをミスなく完遂できるよう、しっかり練習しようや。

 

 

 

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2024/4/4 ● vs 読売ジャイアンツ 0-2

相手が凄過ぎたからしゃーないと捉えるのか、せっかく連勝してたのに中身のない負けと捉えるのか、心情的には非常に難しいけど、前者としかいいようがありまへんな。

手も足も出ず、という昨季までさんざん見せつけられた、典型的な試合やったと思います。

こうやって何か書こう…と思っても、テーマが浮かばない(苦笑)。

梅津がローテーションでちゃんと回れそうやと、この目で確認できたことは間違いなく好材料なんやけど、個人的には菅野以上の投球を期待してたのよねぇ…。

まぁ、実績が違い過ぎるのに高望みし過ぎたのは、十分理解してますけど。

次は勝って欲しいわ。

 

田中のキレキレのプレーが今日も炸裂したけど、あれ一つだけで入場料払う理由になりますわ。

打者走者が俊足の吉川やったことを考えても、ほとんど奇跡のようなプレーですわ。

梅津頑張った、そした田中の美技があった、それがこの試合の見どころでしたな。

 

村松は、打つ方は軸がしっかりしてきて、確かに成長は感じるんやけど、やっぱり走守でのポカがちょくちょく出てしまうのがねぇ…。

自分の目の前を通るライナーで、飛び出してゲッツー取られるっつーのは、やっぱりガッカリですわ。

せっかくポジションを貰えてるんやから、そういうところはしっかり反省して矯正せんと。

キャラとしては田中のような、「忍者」を目指すべきやと思うんやけど、それは見立てが間違ってるんやろか。

 

明日はええ試合を期待してますわ。

頼むよ。

 

 

 

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2024/4/3 ○ vs 読売ジャイアンツ 5-2

前半に先制点を奪い、中盤に追加点も取って、追いすがる相手にトドメの一発を食らわして勝つ。

う~ん、普通に盤石な試合やん(笑)。

点差以上に内容に力の差はあったんやないかな。

まぁ、本拠地という環境の有利さや、細川の復活、そして若手の活躍と、今のドラはかなりええ雰囲気やから、こういう試合も自然にできるんやろね。

(昨夜のサヨナラ勝ちの球団チャンネルでは、ベンチ裏の盛り上がりっぷりが素晴らしかったもん)

願わくば、こういう試合を安定してもらいたい。

屈辱に塗れてる我々にとって、半分でもええから勝って欲しい。

今季はそれを願うのは難しいやろか?

とにかく頑張って欲しいわ。

 

それにしても細川は、ケラーのストレートに周平と中田翔がねじ伏せられたというのに、やや低めに来たとはいえ、そのストレートをまた左中間スタンド最深部に着弾させるんやから、相手にしたら恐ろしいことこの上ないやろ。

マルチ安打にもなったし、これで奴も完全にエンジン全開やね。

 

2回の2得点は村松、そして4回の2得点は三好と、若手が活躍して奪ったのは胸がすく思いだわ。

村松はアウトになれば二死で投手に打順が回る場面、そして三好は二死でのチャンスでタイムリーを打ったもので、決して楽な展開やないなかで打ったことは大いに評価したいね。

とくに村松は左腕のあんなインハイを、右へ強打できるようになったんやなぁ。

守備でも三遊間へのゴロを素早く捌いたし、まだ肩の弱さは気になるけど、このままショートに定着できるやろか。

そして三好が活躍してる以上、岡林は故障が治ればポジションに戻れるという、甘い期待は持つべきやないね。

もう一度、ポジションを奪う必要があることを自覚して、必死に立ち直ってくれ。

 

気になるのはリリーフを使い倒してること。

一試合を最少で四人、最大で八人使ってるだけに、もう少し先発をガマンして投げさせて欲しいわ。

 

明日も期待してまっせ。

 

 

 

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2024/4/2 ○ vs 読売ジャイアンツ 4-3x

久々に素晴らしいものを見たわ!

細川の今季初安打が初ホームランという、あまりにも劇的なサヨナラ勝利。

ガマンを重ねて不振を克服した細川自身、そして奴を頼りにする首脳陣、そして私たちファン。

全員が大いに酔いしれる試合にできましたな。

ずっと何となく合わせに行くような、思い切りの良さが感じられんスイングをしてたけど、ここ一番で打ち急ぐんやなくフルスイングを見せてくれました。

これで明日から楽に打てるはず。

今季のさらなるブレークを、大いに期待してまっせ。

 

そして細川のサヨナラ弾も見事やったけど、今日は何より田中の活躍が嬉しかった。

『奴が2番・セカンドに固定されたらチームが変わる』と、私はそう確信してきました。

アウトの内容にフライが多いかな…と思ってたら、肝心な場面でキレイなセンター返しでタイムリー!

一年目からそこそこ打てるはずと思ってたけど、勝負どころで一本打つあたりはタダモノやないね。

そしてその直後の守備が、さらに凄かった!

二遊間の当たりを腰からスライディングして捕球し、瞬時に投げる体勢を作ってファーストへ送球、アウト!!!

11回、走者一塁でのセカンドゴロで、二封したのも地味に凄かった。

一瞬、無理やろ?と思ってたらアウトにしたんやから、素晴らしいの何の。

二進を許してたら、展開も変わったかも知れんからね。

昨季のドラは二遊間の守備に悩まされたけど、奴がいる限りセカンドは大丈夫です。

問題はフルシーズン出ずっぱりが無理やということやけど、病み上がりなんやから、しっかり奴のフィジカルを毎日チェックして、何とかシーズン最後まで完走させて欲しいわ。

奴のセカンドは、ホンマに楽しみです。

 

 

 

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2024/3/31 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 2-5

開幕戦の5番・細川は、中田翔をフォローする位置づけやったと思います。

昨季のドラの最強打者を後ろに置いて、中田翔のバットを生かしやすくしたかった。

ところがその狙い通りに中田翔のバットは機能してたのに、細川の不振が厳しかったため、今日は3番に繰り上げたけど、これが結果として悪手になってしまいましたな。

出だし好調な中田翔の前に置いて、細川を打ちやすくしたつもりが、その前に打順をブツブツと切ることになりました。

これまでの3番・周平がきっちりハマってただけに、この打順変更は「結果的に」勝敗に影響したと考えます。

オープン戦から細川は、前年のようなボールでも打ちに行くような、ガツガツした姿勢を改めて、慎重にボールを見てたように思ったんやけど、ボールを見てる間に打つべき球種を絞れてないんやないか。

奴は不調が長いだけに、本拠地でそのバットが生き返るのか、かなり心配やね。

 

村松は打つ方で成長を見せましたが、ショートはどうにも厳しいんやないか。

何度か奴の送球の弱さで、際どいタイミングをセーフにしてます。

フットワークは悪くないと思うんやけど、三遊間や弱い打球への対処で、崩れた体勢から強い送球ができないのは致命的です。

あんだけ二遊間を獲りまくったのに、実はセカンド要員がほとんどやったのか。

今んとこショートとしては、やっぱりロドリゲスが一番なんやけど、今日のようにビハインドの展開になると、どうしても奴には代打を出すことになるしなぁ。

辻本や津田が、早く一軍に昇格して欲しいもんだわ。

 

 

 

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