関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2018/5/4 ○ vs 阪神タイガース 5-1

昨日に続いて、今日も延長戦。
打線の決定力が足らんのが、連日の消耗戦になってしまうんやけど、相手のミスにつけ込んで勝利を掴むことができました。
まったく強さは感じられまへんが、弱いながらも勝ったり負けたりできるようになったのは、とりあえずチーム状態の改善を感じられますな。
単に力不足で負けるのと、できることすらできずに負けるのでは、フラストレーションの度合いも違うもんね。
まぁ、エース「候補」を中五日で起用して、教育とかの思惑なくカードをドライに切り続けた結果だけに、そりゃ勝たなあかんかったわな。
とりあえず大連敗→連勝→大連敗のループから抜けられたことを、少しは喜んでおきましょうか。


それにしても阿部なぁ…。
今季は代打で起用されてずーっと調子が良く、昨日も四球を選んだ打席なんてすんごく内容があって、いつかスタメンで使って欲しいと思わせるようになってたんやけどね。
打ってはゲッツー、守っては決定的なエラーとか、これでは信頼は得られまへん。
勝負弱いというか、もうしばらくチャンスはないやろなぁ…。


私が期待するレベルやなかったけど、小笠原は悪くない仕事をしたんやないかな。
打線の援護がないなかで、守備に足を引っ張られながらも、走者を許しつつ要所を締めて6イニング1失点(自責0)。
9連戦でローテーションが苦しい状況で、間隔を詰めて登板してゲームを作ったことは、十分評価してもええやろね。
個人的には120球頑張って欲しかったんやけど、ベンチは中五日ということで100球過ぎるとスイッチした結果、早めの継投でリリーフの負担は増したものの勝利に結びついたように思います。
しかし次の登板では120球、7~8イニング投げてくれることを期待してまっせ。


祖父江と谷元の存在は、地味にリリーフ陣を支えてますな。
祖父江はもともと負けゲームで輝きながら、勝ちパターンでは無様な投球をするという二面性がありましたが、今季は勝ちゲームでもええところを見せてくれてます。
谷元も移籍以降なかなか調子が上がりまへんでしたが、開幕直後に降格してからうまく復調してくれました。
疲労困憊でしょうが、明日以降も頑張ってもらいたいですな。

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2018/5/3 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 6-7x

打線が持ち直して戦えるようになってきたと思ったら、投手陣の方がぶち壊してしまいましたなぁ。
完全なミスジャッジもあって今日も逆転に成功、リードも3点と逃げ切れる展開になったと思ったら、ここまで奮闘してきた岩瀬が崩れ、鈴木博がまたバレンティンに一発食らって同点に。
一方で打線は連投続きのスワローズリリーフ陣に、決定打を浴びせることができず、最後は田島がサヨナラ打されてジ・エンド。
結局、負けゲームにリリーフ陣をほぼ総動員するという、9連戦の中で最悪の結果になってしまいました。
ずっと無失点だった岩瀬や、ルーキーで投球内容が安定しない鈴木博が打たれるのは、見てる側もある程度諦めがつくんやけど、切り札の田島がこうしばしば打たれるというのは、ちょっと問題が大きい気がしますわ。
(岩瀬にしても登板がかさむと打たれるのは、昨季と同様のように見えますが…)
田島は通算で一試合当たり9.00個の三振を奪っており、やや数値が落ちた昨季でも6.61個でした。
ところが今季は10回1/3でまだ奪三振2と、ボールそのものの威力が失われていることが窺われます。
シーズン前の不振から何とか間に合わせたように見えましたが、又吉と同様にそのボールはキレ味を取り戻せていないんやないかな。
その中で最低限の結果を残してるあたりは、さすがに奴のキャリアを感じさせてくれますが、それでも今季の対戦が進んでいけば、抑え切れなくなるのが予想されます。
奴の調子そのものを注視して、入れ替えの必要性があるのかどうか、じっくり検討してもらいたいですな。

 

吉見は5イニングを3失点と、役目は果たせまへんでした。
奴らしく低めにボールを集めてはいたものの、その低めのボールをことごとく打たれてしまったのは、ちょっと悲しかったわ。
ミスったわけでもなく、自らができることをやってそれを打たれたというのは、現状の奴の力がその程度でしかないということです。
今のままでは、一軍のローテーションを任せることは難しいんやないかな。
往年の力を知るだけに、今日の投球は寂しく感じてしまいました。
次のチャンスでは、レベルを上げた投球を見たいところやけど…。

 

9連戦の真ん中で、無駄な消耗戦をしてしまいましたが、残り三戦を何とかカッコをつけて終えて欲しいね。
頼むわ。

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2018/5/2 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 6-5

主力がようやくそれなりに仕事をし始めると、やっと取って取られて、取られて取っての野球ができるようになりましたな。
4月の間はずっと日本人の主力が、揃いも揃って置物状態だったため、外国人が沈黙すると得点力はほぼなくなるというチーム状況でした。
(無死三塁ですら、得点できる気がせんかったもんね)
それが二死のチャンスでも、決定打が出るようになってくると、不利な展開でもひっくり返すようになる。
相手が防御率5位(ドラが6位)と、弱体投手陣という要素はありましたが、調子は悪くなかったスワローズ先発・原樹理を、うまくエラーを絡めて攻略できたのは、チーム状態の向上を示してますわ。
確かに他チームのもっと力のある投手が相手なら、今日のように綺麗に得点はできなかったでしょうが、もう少し状態が上がれば一方的にサンドバックにされるようなゲームは減るんやないか。
平田に京田、周平あたりに、もう少し当たりが出てくると、もっと違ってくるはずなんやけどね。


その京田やけど、昨季終盤以来バットの方は湿りっぱなしやね。
ケツが背中側に落ちてしまって、外角やタイミングの外れたボールに対して、ヒザで粘って身体を開かずバットを合わせるような芸当ができまへん。
すべて右手一本で当てるだけのような、そんな打撃しかできまへん。
腰でも悪いのかと疑わせるような、そんな不格好なスイングになってます。
あの状態でどこまでスタメンを維持できるのか、ちょっと厳しそうやけどな。


平田も同じ。
身体が開いて、左腕からバットのヘッドまでを棒のようにして、スイングしてしまってます。
あれではタイミングの変化に対応できまへんし、飛距離も出まへん(ああなると奴の不調は長いんだわ…)。
それでも一定の数字を挙げてるあたりが、さすがと言えばさすがなんやけどね。
モヤとの併用になりつつあり、レギュラー確保に赤信号が灯ってるだけに、早く復調して欲しいもんです。


笠原もボール先行で、四球から失点する最悪のパターンにはまってましたな。
あれではローテーションは任せられんところやけど、人を欠いて前日沈没した柳も次回のチャンスがあるようですから、奴も次のチャンスがあるんやないかな。
もっと勝負する意識を強く持って、逃げない投球をしてもらいたいもんです。


スワローズの拙攻もありましたが、祖父江や伊藤が頑張ってくれたおげで、鈴木博や田島抜きで勝てたのは大きいね。
明日もええところを見せて欲しいわ。

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2018/5/1 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 6-5

柳の乱調が松坂の劇的勝利をムダにしたかと思ったら、今季ほとんど初めて国産打線が機能して逆転勝ち。
イライラするようなゲームが続いてましたが、ここへ来て留飲を下げる展開が続いたのは、さすがに嬉しいですな。
やっぱり福田と平田に当たりが出てくると、少しは得点力も出てきますな。
両者ともまだ100%全開とは言えまへんが、ある程度の打力を示してくれるなら、他チームとマシな戦いがではるようになるかも知れまへん。
(つーか、やっとかと言う気分やけど)
大島は最後の最後でカッコつけたけど、それまでがブザマ過ぎただけに、もっと安定して打って欲しいね。
あとは6回以降、ビハインドの展開なら捕手には代打だせよと。
何のために三人登録してるんや。
ムダにアウトを与えるのは、投手の打順だけにしてちょーだいな。


それにしても柳はいったい何なんやろね?
昨日の大先輩の魂込めた投球を、吸収して投げようという意識はなかったんやろか。
ピンチでこそギアを上げられる、いいボールが投げられるという、ああいう投球こそ奴に必要なものやと、私ゃ勝手に思ってたんやけどな。
立ち上がりから調子は良く、スイスイと打者を討ち取ってたけど、奴の場合は走者を出してからが問題やった(とくに中心打者を迎えて)。
だからそこまでは信用してなかったんやけど、案の定、走者を出して上位打線という場面で崩れてしまいましたな。
奴の場合、『ここぞ!!』というところで腕の振りが変わってしまう。
コーナーぎりぎりを意識しすぎて、ストレートは力んで大きくゾーンを外れ、カーブやチェンジアップは抜こうという意識が強すぎて、腕が縮んで低めに大きく外れてしまう。
それでカウントを悪くして打たれるというのが、奴のパターンなのよね。
自分のボールに自信がないから、そういう場面で間違いのないよう強く意識してしまうんでしょうが、そうなった方が投球内容は悪化するんやから、いつも通りに投げたらええのに。
意識が変わらんうちは、奴は良くならんやろね。


やっと他チームと戦えるようになってきたのか、それは明日のゲームではっきりするのかも知れまへん。
是非ともええところを見せてもらいたいですな。

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2018/4/30 ○ vs 横浜DeNAベイスターズ 3-1

連敗の泥沼にハマり、上向く気配すら見えない最悪の状態となったチームを救ったのは、この国の野球文化を代表するスーパースターでした。
調子そのものは最悪で、抜け球、逆球のオンパレードで、受ける大野奨もリードどころやなかったと思います。
6イニング投げ切る中で、被安打3ながら四死球8と、ほぼ1イニングに二人の走者を許すピンチの連続。
どうやっても1失点に収まる投球やなかったけど、それでも奴が勝利投手を掴み取ったのには、大きな理由がありましたわ。
ピンチでビビらない。
筒香を恐れない。
そこで一段ギアを上げて、自分の一番いいボールを投げられる。
ボールそのものや制球力を超えたもの、それはやっぱりハートやったのよね。
前々日の小笠原あたりと比べてもよくわかるんやけど、それができるドラの投手はおそらく奴くらいやないかと思います。
しかし、他の投手にもできるはず。
こんなに身近にお手本があるんやから、それを見て成長せんと(なぁ、小笠原!!)。
獲得した時には、申し訳ないことに私ゃ『いらんことして…』と思ったんやけど、今や奴はドラの投手陣に不可欠な存在になってきました。
しかしたぶん奴にとっては、スタートに過ぎないはずです。
完全復活は中六日でフルシーズン投げて、そして貯金を稼げる投手。
早くそうなることを、強く期待してまっせ。

 

それに比べて打線の方は、珍しく流れるような攻撃で3点先制したと思ったら、そのあとはほとんど音無し。
2回から8回までの7イニングで、たった2安打なんやから頭痛いわ。
ベンチもベンチで、百歩譲って周平に代打・堂上までは分かるとして、相手が右投手に代えてきてもそのまま打たせるとか、どんな勝算があるんやと。
(周平に危機感与えるためとか言うなら、分からんでもないけどねぇ)
それに3点リードになってもモヤに三打席まで打たせたけど、もっと早く平田に代えられたやろと。
大ケガせんかったから良かったものの、ヘタしたら松坂の復活勝利を台無しにしてたのと違うか。
もっと流れを見て、選手を動かして欲しいんやけどなぁ…。

 

明日の先発は柳。
横浜高の大先輩である松坂のハートの強さは、奴こそが身に付けて欲しいんやけどね。
そうなれば大きく飛躍できるはずやと、期待してますんで…。

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/

2018/4/29 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 2-4

えー、実は今朝から体温が上がり始め、昼過ぎには39℃近くまで達したため、休日対応の医者を探してドタバタしてました。

そんで結局、それ以外の時間は寝込んでましたんで、断片的にスマホのアプリをチェックしてただけなんやけど(これも寝床で書いてます)、見なくて良かったわ。

見てたら熱もさらに上がって、ぶっ倒れてたでしょうな(苦笑)。

 

鈴木博が打たれたのはしゃーない。

でも無死満塁で二度も同じメンツがしくじったのは、弁明の余地なし。

期待される例年通りの成績すら残せない、そんな連中を使い続けてもしゃーないのと違うか?

平田のヘッドの残せないスイングは、時間かけて矯正せん限り元には戻らんような気がするんやけどな。

 

福田が一発打ったことは小さな収穫やけど、マグレのように今日だけに終わったら意味ない。

明日もしっかり打ってちょ。

2018/4/28 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 1-6

屈辱的な大敗に続いて、今日は1点を争うゲームを競り負け。
しかもホームゲームでの負けで、前回の三連勝をなかったことにしてしまいましたな。
ちょっと勝つためのイメージすら抱けない状況であり、攻守に力不足が目立ちます。
力不足はシーズン前から分かってたことやけど、主力を中心にして期待された成績すら残せてないことが、一番の痛手やないかと思いますわ。
いろいろ厳しい局面やけど、少しでも良くなるように、前を向いて頑張るしかありまへん。
戦う気持ちだけは忘れず、何ぼ負けても引っかき傷くらいは食らわすよう、相手チームと戦って欲しいね。
頑張れ、ドラゴンズ。


小笠原は中盤までは良かったんやけど、7回からボールが高くなってただけに、8回の乱調は案の定と言えるかも知れまへん。
しかし中六日で登板して、これからエースになろうかという投手が、120球程度も投げられんのでは困る。
スイスイと走者なしで投げてる間はええけど、いったんピンチを迎えてしまうと、粘りもなく失点してしまったけど、終盤の厳しい場面でも、さらに一段ギアを上げて抑えるようにならんとね。
奴を今季のエースにするという方針のもとで、ベンチが奴を続投させたのは十分理解できます。
そこを奴がもう一つ殻を破って、期待に応えて欲しい。
次の登板こそ、そういう投球をして勝ってくれ。


まぁ、何やかんや言うても、今日の敗因は打線やからね。
分かりやすいところで言えば、7回一死二塁で二走の福田がアウトカウントを間違えて、セカンドライナーでゲッツー食らってしまった場面なんて、その最たるところやった。
しかし打線の得点力の欠如は、今日に始まったやなく、それがチームの低迷の最大の原因なのよ。
チームが連敗する合間には、それでも5連勝と3連勝がありましたが、それらはアルモンテとモヤの爆発力に引っ張られたものでしたが、奴らがマークされて決定打が出なくなると、とたんに得点できなくなりました。
大島はやっと打率.250、京田はOPS四割台、OPS八割前後を誇っていた平田も今季は.650未満、周平も福田も打率.250に遠く届かない。
日本人の既存戦力が地力すら出せておらず、外国人の爆発力だけが頼みの打線なのが、それを抑え込まれてしまったら、もう勝ち目はないわけですわ。
もっと選手個々が責任を持って、給料分の仕事くらいはしてもらわんと、このままではダントツの最下位に沈んでいくだけでしょう。
ちったぁ、頑張れや。
ホンマに…。


藤嶋が高卒二年目でプロ初登板。
ドラフトで指名した頃には、私ゃ奴に対して打者で行くべきやと思ってましたんで、こんなに早く出てくるとは思ってまへんでした。
それが小気味いい投球で、リズムよくベイの打線を片付けてくれました。
大差がついたイニングとはいえ、いい印象でマウンドを降りたのは、奴にも自信になるんやないかな。
絶対的なボールが見えなかったこともあり、一軍に定着できるかどうかは微妙やけど、将来を感じさせてくれたのは嬉しいね。
これからも頑張ってもらいたいもんです。

 

親サイト : 「関西竜魂」http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/