関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2024/4/19 ● vs 阪神タイガース 0-7

序盤のチャンスを見事に潰して、その裏から投手陣が炎上するという、安定のドラゴンズでした。

うん、安心、安心。

そんなに上手い話は、世の中に転がってるわけないのよね。

柳がヘタこいた後、続けてチームもヘタこいたとなれば、これまで奇跡的に続いてきた流れがスパッと途切れたと言えるかも知れまへん。

しかも負けた直後に、中田翔と田中を外すという半ば負け覚悟の試合をやるっつーのは、タイミング的によろしくなかったんやないかな。

それまでになかったヘタな負けをしたんやから、次は勝ってチームを落ち着かせる必要があったように思うんやけどね。

まぁ、立浪流「長期戦略」みたいやから、これが夏場にどういう結果を生んでるのか、よ~く見せてもらいますわ(苦笑)。

 

2回の一死二三塁で、村松が三振に倒れたのが、この試合の最初で最後のチャンスやなかったかな。

この場面は右へ引っ張るべきであり、そうなると相手バッテリーは内角へ変化球を投げて詰まらせるか、外角へ強いボールを投げて左へ打たせるかを選択するんでしょうが、ファーストストライクの外角に入って来るスライダーを見逃したのは何なんやろか。

そこから低め中心に内と外に揺さぶられ、結局は高めへのボール気味のストレートに空振り。

何で最初から積極的に打てんのやろか。

ああやって簡単にストライクをポンと取られると、相手をどんだけ楽にするっちゅーねん。

村松なぁ、平均的には悪い選手やないと思うけど、要所でポカというか、消極的というか、何でなんやろね。

今んとこ「残念」な選手ですわ。

 

さぁ、続けて一方的に嬲られる試合になりましたが、鬼門の甲子園で少しはええとこ見せられるやろか。

あんまり期待できんなぁ~

 

 

 

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2024/4/18 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 5-11

今日はさすがに早々から負け原稿を書き始めましたが、一方的な負け試合が終わってみたら、そこそこクロスゲームになってたんでビビッてしもた(苦笑)。

いきなり柳が村上に一発食らったけど、バットの先の方であの角度やったんで、まさか入るとは思わんかった。

(平田氏はフェンス際で失速するって言うてたのにぃ~)

おそらく柳も同じように思って、結構ショックがあったんやないかな。

今日は一人で最初から、試合をぶっ壊してしまいました。

しかも途中で1点ビハインドまで追いついてくれたのに、そこからさらにダダ漏れに失点するんやもん。

奴の球威であの制球という調子では、今日はどうにもならんかったんでしょう。

中五日が問題やったんかなぁ…?(前回は100球投げてないんやけど)

しかしヤクルトのクリーンアップに、完膚なきまでに粉砕されたというのは、次回の対戦に影響せんことを祈らざるを得んほどの事実やね。

やり返してくれると信じることにしますか。

 

打線の方は高橋の球威ある球に負けることなく、あのビハインドの展開で5イニングで降板させたのは良かった。

3回には上林が、二死でのチャンスでタイムリーを放ち、1点差に詰め寄って緊張感のある試合にしてくれました。

開幕からずっと機能してなかったけど、ここへ来て上昇気流に乗ったやろか。

また山本の攻守での活躍も見逃せまへんな。

周平が欠けて、また貧弱になった打線やけど、またまた単打ばかりで13安打。

ピストル打線であっても、効果的な一打もあるんで、昨季よりずっと見られる野球をしてますな。

まぁ、ピストル過ぎるのも何なんやけど、投手さえマトモに投げてくれたら、現状では十分勝負になります。

それがいつまで続くのかが問題やなぁ。

 

 

 

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2024/4/17 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 2-0

初回の無死一塁のチャンスで、結局二進させることができずに逸機したのを見て、今日も得点は遠いわ~と思ってたら案の定な展開に。

一方で相手のヤクルトは涌井の乱調につけ込んで、初回から3回までに走者7人を出す押せ押せの攻撃。

いつ炎上してもおかしくなかった涌井が粘りに粘って、3回に北村からゲッツーを取ったあたりから落ち着き、何とか5イニングを投げ切ってくれました。

この前半の粘りは涌井の引き出しの多さもあるでしょうが、やっぱり守備に破綻がなかったことが大きい。

終盤に向けても、二遊間中心に守備は今日も締まってましたな。

昨季までなら立場は逆やったはずやのになぁ…。

でも、まだまだ信じるわけにはいきまへん(苦笑)。

そのうち大型連敗が必ずあるはずやからね。

 

6回の二死一塁から、細川の一打がフェンス上部に跳ね返された時、「あ~終わった」と思ったんやけどな。

(似たようなこと昨夜も書いたかも)

続くカリステが見事に三遊間を割って、2点タイムリーになるとはまったく予想してまへんでした。

奴はセーフティバントも決めたり、場面を読んであらゆるプレーを考えており、今日はそれが上手くハマりました。

涌井より小澤の方が、圧倒的に投球内容は良かったのに、試合は逆に展開するというのは不思議な気分ですわ。

 

さて神宮での惨敗の仕返しはできましたが、今の両チームの力関係を見る限り、明日は柳で3タテを狙いたいね。

それができないのが昨季までのドラやったけど、さて今季のドラはどうなるやろか。

 

 

 

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2024/4/16 ○ vs 東京ヤクルトスワローズ 3-2

え~っと、これはいったい、どこの、何つーチームですかね??

良く似たユニフォームの、私が知ってるチームとはまったく違うような…??

 

私ゃ、もう半ばまで負けゲームの原稿書いてたんやけどね(苦笑)。

取るべき得点を取れず、好投の投手を見殺しにする。

これぞドラゴンズ!と…。

正直、まさか、まさか…ですわ。

木澤の暴投での同点で、勝敗は実質的に決しましたが、そこに至るまでの代打・大島の二塁打が大きな突破口となり、一死後に田中がセンター前に落とすタイムリー。

「どうせここまでやろ」と思ってたら、ここまでち~っとも機能してなかった上林が、ツーシームを非常に上手く合わせる二塁打で一死二三塁に。

中田翔が打ってくれるかと思ってたら凡退で、やっぱりここまでやと思ってたら、木澤がツーシームで暴投してくれて同点。

こうなれば低めへツーシームを投げられない木澤が、ベルト付近へ投げたカットボールを投げたところ、細川はそれを読んでいたかのようにジャストミートしてセンター前逆転打。

こんな終盤に畳みかけるチームは、私が知ってるドラゴンズやないはずなんやけどなぁ…。

 

う~ん、少なくとも「現在」という短期では、昨季と違う野球ができるみたいやな。

ウソみたいやけど、選手がその気になってるのを見ると、認めざるを得まへん。

問題はそれが交流戦、そしてオールスターを越えて、秋の胸突き八丁まで続くのかどうかですわ。

それについては、まだほとんど信用してまへん。

長期戦の戦略、戦術がドラにあると思えんからね。

しかし今この時に、気分がええだけでウソのような気分です。

願わくば、せめて交流戦まではこの野球を見ていたい。

頑張ってや。

 

 

 

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2024/4/14 ● vs 阪神タイガース 1-2

ホームでの三連戦を1勝1敗1分。

もう一つ勝ててたと思うと、割り切れん思いが強いわ。

初戦で普通のベンチワークができずに引き分けて、今日は相手のたった二度のチャンスを生かされてしもた。

やっぱりチャンスでの集中力は、まだまだ阪神がドラより一枚も二枚も上ですな。

まぁ、ドラの方も昨夜の活躍を買って起用した、山本が今日もタイムリーを打つなど、見どころはありました。

また梅津は勝ちに恵まれなかったものの、何より8イニングを13奪三振と、ローテーション投手として十分過ぎる投球を見せてくれましたな。

その馬力とタテの変化が安定して発揮されたら、チームが「普通の野球」ができさえすれば、いくらでも勝てると確信させるものでした。

ただし柳は100球未満で降板させたのに、故障明けの奴を116球投げさせたのは、負荷として問題ないのか気になります。

100球程度を続けたうえで、階段を一段上げるくらいの慎重さがあってええのと違うか。

柳と梅津の球数が逆なら、私も文句ないんやけどなぁ。

 

9回には勝野を起用して「勝つ意思を示した」けど、まだビハインドで8回の男を登板させるほど、切羽詰まった状況にはないと思うんやけどな。

何でリリーフばかり消耗させるのか、これは立浪体制下で変わらない、彼の頭の中を疑う姿勢ですわ。

 

7回には先頭の中田翔二塁打を放ち、無死二塁と絶好の同点機を迎えたものの、後続の細川、上林ともに、レフトフライに倒れて走者を進ませることができまへんでした。

阪神バッテリーは細川に対して、引っかけさせて左へ打たせる配球やったけど、それを奴が理解してたのかどうか。

もちろん理解はしてたんでしょうが、あまりにも簡単に相手の意図に乗せられてしもた。

あそこは無理してでも、右へ打って欲しかった。

こういうあたりが、ドラの野球IQの低いところやね。

 

連勝なんて今だけやと、私は確信してます。

今まで何もかも上手く行きすぎたけど、この先は立て直しが効くのかどうか。

頑張ってもらいたいね。

 

 

 

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2024/4/13 ○ vs 阪神タイガース 5-2

昨日の監督がやらかしたアホな引き分けが、ま~だ引っ掛かってて、せっかくの逆転勝ちにも喜び半分ってところだわ。

今日の試合自体は、なかなか良かったと思うけどね。

メヒアが四球から先制を許してしまい、さらには阪神の先発・大竹の制球の良さに、チャンスもロクに作れないというイヤな流れになってただけに、あの展開から逆転できるとはまったく思わんかった。

5回まで散発4安打のみ、無死からヒットは出るものの、その先が続かん攻撃に終始してたんで、昨季までのドラならこれを何とかするなんつー展開は、皆さんも想像もできんかったでしょ?

 

6回の先頭・田中が、丁寧にボールを見極めてチーム初めて四球を獲ったことが、この試合の転換点になりましたな。

今日2安打と当たってる周平が、猛打賞となる三本目を放って無死一三塁。

(ライトのちょっと右への打球で、田中が三塁に到達したのはデカかった)

今季の周平は、ストレートをズバッと右へ引っ張れるので、エンジン全開という印象やね。

ここで真打ち中田翔が登場すると、内角へ食い込んでくるボールに対して、無理せずおっつけてセンター前へポトリと落とすタイムリー。

ここでガツンと強くスイングせず、とにかく内野の頭を越せばええと、コツンと合わせたようなスイングやったけど、あれこそ奴の野球IQの高さを証明してますわ。

どんなカタチでもとにかく打点をマークする、そういう打撃こそドラに必要やったものなのよね。

後は宇佐見のタイムリーあり、村松の押し出し四球ありと、押せ押せで大量4得点。

これはいったい、中日ドラゴンズなんやろか??

チャンスで普通に得点できる野球なんて、ホンマに何年ぶりやろね。

 

落合体制の黄金期が8年間、そして気づけばBクラスへ低迷するようになって11年となりました。

栄光も遠くになりにけり、もう生きてる間にドラの日本一なんて、期待できんといまだに思ってるけど、今季は少しは面白い野球が見られるかも知れまへん。

ホンマに、時々ベンチワークのポカがあるのがイライラするけど、選手たちにはええ野球を見せてもらいたい。

頑張ってや。

 

 

 

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2024/4/12 △ vs 阪神タイガース 2-2

試合前に「先発投手は6イニング、できたら7イニングまで投げて欲しい」なんつー、監督のコメントを見てイヤな予感がしてたのよね。

その夜にそのままズバリ、予感が的中するとはなぁ。

監督がおかしなことをしなけりゃ、普通に安定して勝てるのに。

青柳を向こうに回して、気迫の投球を見せていた柳を、7イニング98球で降ろす必要はまったくなかったね。

柳→マルチネスと、柳→勝野→マルチネスという継投の、どちらの確率が高いのか。

勝野が8回の男に定着したのは開幕してからであり、昨季の松山のようなチームからの高い信頼はまだありまへん。

あのまま柳が投げた方が、勝てる確率は高かったと確信してます。

やっぱりドラは、監督のオツムがネックになるのよねぇ…。

勝ち試合を追いつかれて、投手を何人も使って引き分けなんて。こんな試合は負けたのも同然やで。

 

11回の一死三塁のチャンスでは、上林がボールゾーンの高めに詰まってサードゴロ。

ゴロゴーの指示があったのか、三走のカリステは本塁憤死となりました。

外野フライを打ちに行ったのかも知らんけど、あそこはとにかく右へ打つことが目的です。

4回の無死一三塁では、阪神が「1点どうぞ」で中間守備を敷いたことから、中田翔はとにかく前に飛ばせば得点できると、その通りサードゴロを打って得点しました。

しかしあの場面は内野が前進守備であり、打者としては右へ打つべきやったのよね。

打つべきボールの選択を間違えたわ。

次は頑張ってくれよ。

 

 

 

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