関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2021/3/27 ● vs 広島東洋カープ 1-4

昨夜の爽快な大逆転勝利から一夜明けて、その余勢を駆って二戦目を迎えましたが、今日はほぼ手も足も出せない完敗でしたな。

九里の立ち上がりで得点はしたものの、その後は立ち直った奴の前に、2回以降をわずか2安打と抑え込まれてしまいました。

3番・周平と5番・平田がまだノーヒットで、今季のスタートができてまへん。

ビシエドが決定機で機能してますんで、前後を打つ奴らがうまく繋いでくれんと、ただでも弱い打線の得点力がガタ落ちですわ。

6番・京田というのは、本来の打順やないと思いますんで、5番までで得点するような決定力が欲しいね。

もう一つ気になるのは、昨日も打線に火が付くのに時間がかかっており、打線全体で打てん間は、相手投手に何の圧力もかけられてないのよ。

もう少し揺さぶりをかけるなり、気分よく投げさせんような仕掛けができんかな。

 

根尾は3タコで2三振。

ファーストストライクをあっさり見逃すことが目立つんやけど、まだ奴のレベルならストレート待ちのフルスイングでええのと違うかな。

さらにせっかく狙い球が来ても、打ち損じるケースが多い。

大きな伸びしろは感じますんで、ベンチに引っ込められる前に結果が欲しい。

頑張れ。

 

柳はオープン戦から不調を引きずってますな。

自身のボールの威力に自信がないのか、走者を出しては慎重になる投球に見えます。

とくに上位打線相手になると、その傾向が顕著になり球数が増えて打たれる。

打者を見下ろして投げられる時は、「さすが」と思わせる投球を見せてくれるんやけど、総じてビビリが見える方が多いというのは…。

次は頼むで。

 

 

 

 

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2021/3/26 ○ vs 広島東洋カープ 7-6

よっしゃ~~!!

こんなに爽快な開幕はいつ以来やろね。

中盤まで何もできずに大量リードを許し、今季も出足は悪いと思ってたんやけど(苦笑)。

8回に突然、打つべき選手が機能して、これしかない場面で4番打者が大逆転ホームラン!!

これだけで狂喜乱舞やったんやけどね。

9回二死から根尾がカウント不利から四球を選び、高松が代走に。

勝負どころで警戒されながら、二球目にその高松が見事にプロ初盗塁を決める。

これで失点を防ぐために外野が前進体形となったところへ、井領がセンターオーバーの当たりで貴重な追加点!

通常の守備位置ならセンターフライやったはすです。

そんで大島にもタイムリーが出て、3点差とすることができました。

9回裏にクローザーの祖父江が、菊池にフェンス直撃の当たりを打たれた時には、同点ホームランかと肝を冷やしましたが、何とか1点差を守り切っての大逆転勝利!

序盤の失点を除けば、内容的にも文句なしのゲームやったと思います。

 

開幕投手に指名され今季を期待される福谷は、序盤に大量失点して不安にさせましたが、その後は立ち直って次回は期待させてくれます。

鈴木博と又吉は、オープン戦での好調をそのままに結果を出し、今後は勝ちパターンでの登板もあるでしょう。

根尾は不慣れな外野で好守備を見せたほか、大瀬良からヒットを打って、終盤には貴重な四球を選ぶ。

(やはりインローに落ちるボールへの対策は必要やけどね)

いきなり滝野も代打でヒットと盗塁を決める。

そんで高松は決定的な盗塁。

開幕メンバーに選ばれた若手野手五人のうち、三人がそれぞれの仕事をしたのは素晴らしい結果やと思いますわ。

こういう若手の突き上げが、既存戦力の緊張感を高めて、チーム内競争を激化させてくれるでしょう。

21年のドラゴンズには、期待大ですな!!

 

 

 

 

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2021/3/20 オープン戦終了

 

5勝8敗で9位フィニッシュ。

内容的に39得点は12球団中9位、さらに失点74はワーストと、開幕に向けて不安が多く残りましたな。

とくにローテーションを期待される投手がことごとく炎上し、中盤から大野雄が、最後の最後に福谷と小笠原が結果を出して、何とか恰好を付けたようですが、その他がボロボロ…。

どうやら開幕ローテーションは、福谷、柳、小笠原、大野雄、勝野、松葉と、調整不足の投手も含めてスタートするという記事もありましたが、どう考えても柳に勝野、松葉は怖い。

二軍で梅津が好投してますが、これをどう考えるか難しいね。

山本や清水が調子を落として、笠原は手術前の投球をなかなか取り戻せない。

若手に人材はいると思ってたけど、それが伸びて来ないのが厳しいわ。

とりあえず今日の小笠原は、久しぶりに将来を感じさせてくれたけど。

 

一方でリリーフの方は、Rマルチネスの開幕メンバー落ちが決定的であり、昨季のセットアップ陣である祖父江と福は、今季も快調な祖父江と、なかなか調子が上がらん福に明暗が分かれてます。

藤嶋も伸びておらず、期待された木下雄は大ケガ?してしもた。

勝ちパターンを手探りしながら構築せんとあかん状態やけど、鈴木博と又吉がオープン戦でええとこ見せてくれましたんで、奴らを使っていくのかも知れまへんな。

 

打つ方は、レフト以外の開幕メンバーは固定でしょう。

阿部は押し込みが強くなって、長打が増えることを期待したいし、復帰の平田もケガさえなければ結果を出してくれるんやないか。

キノタクが今季も大丈夫かは未知数やけど、少なくとも実績はあるんで期待したい。

やっぱり問題はレフトやけど、福留、根尾、滝野の三択らしいですな。

実績を考えれば福留のフィジカルを見ながら、若手を起用していくのがええやろね。

滝野はヘッドが遅れ気味に出てくるため、捉えられるタイミングは根尾より広いと思うわ。

足もあるし、ユーティリティ性は高い。

そして根尾は打球の強さがええね。

オープン戦中盤にスイングがバラバラになりかけたけど、そこからうまく修正して実力で開幕メンバーを勝ち取りそうです。

走守の判断の悪さが気になるけど、とにかく打つことでポジションを確保して欲しい。

おそらく当初のスタメンは固定されんでしょうが、新外国人も加わっているはずのオールスターの頃に、誰がレフトにいるのか楽しみにしてまっせ。

 

 

 

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2021/3/13 ローテーション組めるのか?

 

開幕投手として福谷が公表された直後に、調整が遅れていた大野雄が「らしい」投球を見せて、今季も軸としての期待をさせてくれたんやけど、残りのローテーション候補はどいつもこいつも、あんまりピリッとしまへんな。

肝心の福谷は公表後に爆発炎上したし、柳も走者を出しつつ何とかかんとか最少失点に抑える内容、山本は二軍落ちしてそこでも打たれてます。

清水が一番マシな内容かと思いますが、今季を期待される小笠原は四球を含めて走者を出しまくる投球。

奴も最低限の結果は残してますんで、まだ候補リストには残ってるでしょうが、変化球でカウント整えて、ストレートで勝負に行ったら思い切り痛打を食らうようではなぁ。

四球はええけど、ストレートが決め球にならんようでは、まだまだ厳しいと思うんやけど。

 

根尾はまたテークバックが大きくなってきたんやないかな。

あの左ヒジを大きく開けてテークバックするのは、止めてみることはできんのか。

窮屈に感じるかも知れんけど、両脇もっと締めてみたら変わる可能性もあると思うんやけど。

脇を締め、ヒジも曲げて、手首も絞る。

そういう構えから、バットを前へ放り投げるイメージでスイングすれば、ヘッドも残しやすくなると思うんやけど。

まぁ、プロがやらんことを、シロウトがぐちゃぐちゃ言うてもしゃーないね(苦笑)。

 

さて敵軍ながら、評判の佐々木についてもひと言。

第一打者へのボールは「速いだけ」に見えたんやけど、投げるたびにボールが走り出して、最後にビシエドから三振を奪ったストレートは見事でした。

あれで制球重視して抑えてたということなんで、リミッターを外したらどうなるんやろね。

 

 

 

 

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2021/3/7  オープン戦序盤

 

一応、オープン戦は3月からということで、4試合を消化しました。

ホークスに敵地で続けて大敗。

そんでホームでイーグルスにギリギリの連勝。

まぁ、勝敗はある程度度外視できますが、打線の方の元気のなさは気になりますな。

とくにアピールが必要な若手連中が、今季もイマイチなのが気になりますわ。

とりあえずは大野雄がしっかり投げてくれたんで、開幕ローテには入ってくれると安心はできました。

 

そんで若手やけど、岡林や三好はこの段階までなら、もう少しアピールしてくれると思ったけどなぁ。

まだチャンスはあるから、そこで何とか結果を出してもらいたい。

技術的には一軍レベルのものがあると、個人的には評価してますんで。

 

一番気になる根尾については、できることと、できないことが露呈してきたかも知れまへん。

そして奴の課題は簡単には解決できないんやないかと、個人的には心配してます。

テークバックの問題はある程度改善されて、一軍のボールに対してもバットが振れるようになりました。

しかしヒジや手首の使い方が固い。

手首が早めに返ってしまうため、いまだにヘッドが遠回りするスイングになってます。

タイミングを崩された状態で、手首を返さず何とか合わせるという芸当は奴にはできまへん。

(右肩で粘ることはできますが)

とくに食い込んで来てヒザ元に落ちるボールには、ほぼ100%空振りします。

このためやと思いますが、身体から離れていく左腕のボールへは対応しやすいけど、食い込んでくる右腕のボールは苦手のように見えますわ。

もし開幕メンバーに残ったとしても、このままなら苦手のボールを集められると、ほぼ打てないんやないか。

テークバックとともに、この手首の問題も修正して…というのは、あまりにも無理難題過ぎますんで、私のこの見立てが間違いやったと奴には証明してもらいたい。

ホンマに頑張ってや。

 

 

 

 

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2021/2/27 根尾!

 

昨日までの根尾は、そこそこ数字を残してたものの、内容的には決して評価できるものやなかった。

昨季よりストレートへの対応は改善されて、「打球がインフィールドへ飛ぶようになった」。

こんな当たり前の打撃が、昨季は一軍のストレートに着払いレベルで差し込まれてた奴には、まっったくできなかったのよね。

そんで無理やりストレートに合わせようと、始動を大幅に早めてしまって、変化球にも合わなくなるという悪循環。

高校時代からテークバックでグリップが背中側へ回り込み、バットが出にくい悪癖を二年間改善できず、立浪臨時コーチから「どこが悪いか分かってなかった」とコメントされる始末でした。

その彼の指導を受けて、やっと少し改善傾向が見られるようになり、まだストレートに差し込まれながらも、何とかバットを振って打球をインフィールドへ運べるようになったわけですが、バットの芯を食った打球は左にしか飛ばず、ヒットはほとんど変化球を引っかけたもの。

現段階では京田の脅威にはなり得ん状態やったのよね。

 

今日の奴もスタメンは京田に譲り、途中出場の一打席だけ。

相手投手はタイガースのトッププロスペクト、西純矢。

内角の変化球を空振りした時は、またヘッドが遠回りして「アカン」と感じたんやけどね。

追い込まれたカウントで最後に内角を狙った決め球が、やや甘く入ったところを思い切り強振すると、矢のような打球が一二塁間を割るヒット!

この打席には久々に歓喜しましたわ。

ずっと見たかったのは、こういうストレートを思い切り引っ張る打撃やったのよ。

たぶんまだ安定してこういう打撃ができるとは思えんけど、これをキッカケにこういう打球が増えれば、今季中に京田の脅威になってくれるかも知れまへん。

 

おそらくレギュラーに近い若手は、テクニックに長けた岡林。

しかし打球の力強さでは根尾が勝るだけに、石川昴を加えた三人の出世争いが楽しみになってきました。

みんな頑張って欲しいね。

 

 

 

 

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2021/2/20  キャンプ後半

 

対外試合が始まり調整が進んできて、もう若手はほぼ実戦モードやね。

主力は調整途上ですんで若手の力量を測るのは難しいんやけど、開幕時点で戦力になるためには、現時点で飛び抜けた結果を見せる必要があるでしょう。

そういう意味では、「あと一歩」の選手はそこそこいるけど、いきなり活躍を期待できるような若手は、今んとこ残念ながら見つからん印象です。

3月に入ると若手の出番は限られるでしょうから、今のうちに強いインパクトを残す選手に出てきて欲しいんやけどな。

 

 

■鈴木博

せっかくサイドにしたのに、一生懸命ストレート投げると結局すっぽ抜け。

スライダー投手になるつもり?

 

■岡林、三好

ヒットは出てないけど、打たされてると言うより打ち損じが多い。

スイングも鋭く、若手の打者陣では一番レベルが高い。

 

■石川昴

今日のゲームは投手に振り回されるばっかりで、ホンマにガッカリ。

昨季よりレベル下がっとるんやないか。

内容がなさ過ぎたわ。

 

■石垣

まずは自分の間合いでスイングできてないし、やっといいタイミングで振っても打ち損じ。

現状ではちょっと打てる気がせんわ。

 

■高松

まだその足に威力は感じられんけど、打撃の方ではコンパクトにボールを捉えており、総合的には戦力化の期待をしてます。

 

■根尾

そこそこ結果は出てるけど、右へ打ってるのは変化球を引っかけたものが多く、ストレートはセンターから左にしか打ち返せてまへん。

もう一つ言えば、右投手に対してはテークバックが背中に回る悪癖が出やすく、むしろ左投手の方が打ちやすそう。

正直なところ、まだまだ攻守とも京田には遠く及ばんと思うけど、それでも打撃らしいこともできなかった昨季と比べて、ようやく投手と戦えるレベルまでは来ました。

まだまだ成長が必要やけど、シーズン後半には戦力化するような活躍を期待してます。

 

 

 

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