関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2018/6/26 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 1-9

小笠原は開幕投手だったのよね?
チームから今季のエースと期待された人材のはずやったけど、現状の姿はまったく期待されたモノやない。
ここまで2勝6敗、防御率4.56は、むしろローテーションで投げることがマイナスであるとすら、指弾されても仕方ないかも知れまへん。
途中で二軍調整という機会があったにもかかわらず、その投球内容が改善してないのは非常に残念ですな。
一年目2勝、二年目5勝と少しづつ成績を上げてきて、今季はホップ・ステップ・ジャンプの年かと思ってたんやけどね…。


大野雄もそうやけど、奴の場合も最大の武器はストレートです。
空振りを取るというより、球威で打者を押し込んで詰まらせるというのが、奴の投球スタイルやと思ってます。
それが今日の投球なんかは、打者にそのストレートを気持ちよくフルスイングされ、ガンガン打ち返されてます。
必死にストレートを中心に配球を組み立ててましたが、それがスワローズの打線にはまったく通じまへんでした。
山田やバレンティンあたりに打たれるならまだしも、西浦とか投手のブキャナンにまで、そのストレートを打たれてる。
平均したら140kmちょっとくらいの球速やけど、見た目ほどの球威はないんやろね。
しかも中六日で投げても100球ちょっとしか投げられん。
これではチームを助けることはできんし、勝ち星も上がらんでしょう。
昨日記事にした鈴木翔太もそうやけど、多少粗削りでも絶対の武器を持つような、そんな投手になるよう努力して欲しいんやけどね。
今季の、今の奴では魅力に乏しいわ。
もっと頑張れ。

 


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2018/6/25  鈴木翔太

何度か書いてきたんやけど、今のドラで一番ビイキの選手は鈴木翔太なのよね。
ドラフト時に高校時代の動画を見て、ビビッと逸材やと感じたのがキッカケなんです。
身体がまったくできてない原石だったこと、ヘルニアに苦しんだこと、育成の方向がブレていたことから、頭角を現すのに時間を要しましたが、ようやく昨季5勝を挙げて将来のエースへの道を示したんやけど…。
今季はキャンプからまったく精彩を欠き、開幕一軍から漏れただけでなく、今も二軍ですら結果を出せず苦しんでます。
いったい奴は何をしてるのか、24日のウエスタンでのゲームを見て、感じたことを書いてみたいと思います。


まず奴自身のコメントから、今季の不調は「昨季の制球難がインステップに原因があった」、「だからアウトステップ気味に修正してみたらストレートの威力をなくした」、「今は修正したステップのまま調整している」とのこと。
制球力を気にしてる様子は昨季からありましたが、最大の武器であるストレートの威力を落としてでも、制球力を改善させようとしているようですな。
そこそこのストレートと、そこそこの制球力で、プロ野球を生き残っていこうという考えなんやろね。
う~ん。


そんでウエスタンでの投球を見たわけです。
ちなみに結果から書くと、24日のゲームでは先発登板して3回2/3で被安打3、奪三振4、四死球6の5失点。
エスタンの通算でも51回2/3を投げて、奪三振34、四死球35の防御率6.10です。
奪三振より四死球の方が多いんやから、ストレートの威力を抑えたのに、制球はちーっとも改善せんかったということですわ。
投球フォームの方も、昨季よりアウトステップしていますが、軸足に十分重心が乗っているようには見えず、下半身のパワーが解けたような状態やないかと感じました。
確かにインステップは、背骨のヘルニアを抱えた奴にはキツいし、制球も付きにくいのかも知れまへん。
しかし個人的に意見を言えば、奴の武器はしっかり指にかかれば、強烈なスピンで打者が当てるのに苦労するストレートです。
その威力を失くして制球がマシになっても、武器のない投手が一軍で戦えるわけがありまへん。
たまにストライクが入るストレートが打者を圧倒できれば、それだけでボールゾーンですらストライクになる可能性もあるんやから、奴がやるべきことはその武器の威力をさらに上げることやないのか。
同じように肩ヒジが柔らかい菊池雄星も、柔らかい腕を制御できるようになるまで時間がかかったということであり、奴もプロの身体になるにつれて制球力も上がってくるかも知れまへん。
いざその時にストレートに威力がなければ、平凡な右腕に終わってしまうことになる。


とにかくストレートを磨け。
それがプロの一流になる近道やと、単なる素人ファンが無責任に言うときますわ。

 


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2018/6/24 ● vs 横浜DeNAベイスターズ 1-6

まずは昨日の京田の強打についての記事は、私の誤認でしたので指摘を取り消します。
大変申し訳ありまへんでした。


さて今日のゲームやけど、最後は田島が打たれて負けましたが、その前段階ですでにいろいろと負けてましたな。
山井の二度のバント失敗に、アルモンテの二塁牽制死。
こんだけ決定機でミスが続けば、そりゃ流れを引き込むことはできまへん。
むしろ終盤に同点に持ち込めたのは、上出来やというべきでしょうな。
大島と平田というFA戦士が欠場し、アルモンテに一時期ほどの打力がない現状では、局面を動かせる大ゴマがおらんのよね。
チャンスが来ても同じように潰してしまうだけ。
だからこそミス一つだけでも命取りやったのに、派手に三発もやってしまっては勝ち目ありまへんわ。
やはり全体的に野球のレベルを上げんと、Aクラスだの何だのは時期尚早でしょうな。
来週はもう少ししっかりした野球をしてもらいたいもんです。


福田は決定機で三度も打席に立ちましたが、内野ゴロで1点稼いだのみに終わりました。
何度か書いてますが、奴はスコアラーからの情報をチェックしとるんやろか。
毎度、毎度、変化球を引っかけては凡打の山。
来ないストレートを待ち続けて、見せ球にまで手を出してしまう。
ちょっと頭を使えば分かりそうなもんやで…。
そろそろ、ええ加減にしてくれ。


田島は最近、立ち直ってきたのかと思ってたんやけど、交流戦が終わって今季の奴を知ってるセ・リーグとの対戦に戻ると、もう誤魔化せなくなったみたいやね。
やはり今季の奴のボールでは、クローザーを勤め続けるのは厳しいわ。
リリーフも人材不足なんで、代わりはおらんのかも知れんけど、これではクロスゲームはことごとく落とすことになりそうです。
う~ん、厳しい。

 


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2018/6/23 ○ vs 横浜DeNAベイスターズ 5-3

何だか今日の勝利で、借金4やというのにAクラスらしいですな。
戦力的に昨季よりかなり上がってるんやから、順位も上がること自体は不思議やないけど、しかしベースになる野球の質は昨季と変わらんだけに、現時点で順位を語るのは早過ぎる。
どうやら首脳陣は勝利優先で戦ってるみたいなんで、とりあえず目の前のゲームを勝っていかなアカンね。
イマイチ個人的にはスッキリせんけど、劣勢をひっくり返して勝ったことは良かった。
ロペスや梶谷が抜けてる間に、明日も勝ってベイにこれまでの借りを返したいですな。


対サウスポーが二割そこそこしか打ってなかった周平が、今季のベイのエース格である東からタイムリーを打ったのは嬉しかったね。
しかもカウントで追い込まれたところから、外角の出し入れに対応した後、違う配球をしてきたフォークを打ったんやから、内容の濃い打席やなかったかな。
サウスポー相手だとスタメンから外されたり、バントを指示されたりと、なかなかレギュラー扱いしてもらえまへんが、この一打は奴自身にも首脳陣にも大きな自信になったはず。
これからも効果的な一打を見せてもらいたいね。


4回、ベイのミスでもらったチャンスで、アルモンテがタイムリーを打って1点差に詰め寄り、なおも無死一二塁のチャンス。
ここで左対左を嫌ったのか、ベンチは周平にバントを命じて一死二三塁。
しかし後続の福田が浅いセンターフライとなり、三塁走者のビシエドが強引にタッチアップしたものの、まったく間に合わずに本塁憤死となって追撃は1点どまりになってしまいました。
つーか結果論やなく、ああいう押せ押せの場面で、周平にバントさせるかな。
ベイのバッテリーとしては、ミスが絡んだピンチで1点失ってなおも無死のピンチとなれば、しんどくてとにかく早く一つアウトが欲しいんやないの?
一死で二三塁になっても、最悪で1点ビハインドまで。
しかももし福田を歩かせば、打順は大野奨、ガルシアで無失点で切り抜ける可能性もある。
そう考えれば、バント指示はずいぶん相手を助けたんやないかと思います。
何だかなぁ…。


一方で2点リードに変わった7回、無死から藤井が二塁打して追加点のチャンスになりましたが、続く京田には強打させてましたな。
終盤のあの場面こそ、1点を取りに行くためバントを指示するんやないのん?
個人的には理解不能な一日でしたわ。


明日はもう少しすっきり勝って欲しいもんです。

 

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2018/6/22 ○ vs 横浜DeNAベイスターズ 4-3x

田島は最近安定感増してきたな…と、書こうと思ってたんやけどなぁ。
投げた瞬間、私ゃ「あ!」と声を上げてしまいましたわ(苦笑)。
先日の菊池雄星に土を付けられなかったゲームもそうやったけど、最少得点差を勝ち切るゲーム運びができんあたりが、相変わらず弱いチームやと思わせますな。
最終的に勝ったからキズは浅く済んだけど、強いチームはああいうミスが極めて少ないのよ。
こういうゲームを勝てるようになれんと、Aクラスなんて遠い彼方やろね。
次は頑張ってくれ。


10回は大島と京田が連続でバントできず。
京田に至っては解説者から「投手以下」とコメントされてしまう、非常にカッコ悪い三振に終わってしまいました。
奇しくも先日のライオンズ戦で、落合氏からバント下手と指摘されてた二人が、その通りに立て続けに失敗するんやもん。
ちょっと笑ってしまったわ。
大島の失敗に対してはベイが死球をくれたんで、ミスがミスにならんかったけど、さすがに二人続けてミスったら相手も助けてくれまへんでした。
たら、ればを語れば、京田のバントが決まってたら、藤井のタイムリーで終わってたかも知れんかったのよね。
ああいうプレーをミスし続けたら、そりゃ勝てまへん。


田島だけやなくビシエドに対しても、今季は少し違うかと感じつつあったんやけど、初球の外角スライダーを強振して空振りしたのを見て、万事休したと思いましたわ。
相手バッテリーが一番欲しいのはゲッツー。
そのための配球が、内角寄りのストレートでストライクを取りに来るなんて、可能性は相当低いのと違うか。
とにかく最後は変化球を引っかけさせようとしてるんやから、奴が今季よく見せてる右を意識した打撃で対応するべきやったのよ。
ところが、決定機で力んでしまって、相手の狙い通りの内野ゴロゲッツー。
やっぱりビシエドビシエドやったかな。
う~ん。


収穫は鈴木博に復調が感じられたことやろか。
相変わらず制球はイマイチ、変化球もまったく使えまへんが、ストレートは球速こそ150kmに届かんボールが多かったものの、しっかり指にかかってスピンの効いたボールが来てましたわ。
課題やった抜け球は少なかったように思います。
明日以降もこういう投球を見せてもらいたいね。

 


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2018/6/17 ○ vs 埼玉西武ライオンズ 11-3

嬉しい!!
嬉しいわ~
こんなに嬉しいのは、昨季での鈴木翔太の初勝利以来やろか。
今日の松坂目当ての観客には申し訳ないけど、若竜がまた課題をクリアして存在感を増したことに、私は大きな喜びを感じざるを得まへん。
それと同時に、こういうアクシデントでもない限り、力のある若手を登用しようとしなかった首脳陣に対して、非常にじれったい思いもしましたわ。
打線の方も勝手知ったる榎田が相手だったからか、初回から着実に得点を積み重ねて、大量リードを築き上げての快勝。
一戦目、二戦目の惨敗を見せつけられて、陰鬱とした気分に沈んでましたが、これで金曜日まで高揚した気分でいられそうです。
来週末からはセ・リーグが再開しますが、もっとこういう若武者の戦いが見られると嬉しいね。


その藤嶋やけど、強力なライオンズ打線に対して、6イニングで109球、被安打9、奪三振5、与四球1の2失点と合格点。
もちろん展開に助けられた側面はありましたが、毎回走者を許しながらも、粘り強く投げて森の一発だけに抑えて見せました。
とくに素晴らしかったのは、大事な立ち上がりで迎えた無死一二塁のピンチにおいて、ライオンズのクリーンアップから三者連続三振を奪ったところ。
すべての球種を駆使した、それこそ若武者がすべてをぶつけ、力を証明したイニングやったと思います。
6回にはもう握力が失われてきたようで、ボールが低めに集まらなくなりましたが、それでも最後にフォークを低く決めて、金子から三振を奪ったあたりにもハートの強さを感じましたわ。
ストレートがキレて制球も良く、何より打者を恐れないハートの強さは、今のドラ投手陣のなかでも有力な戦力です。
今後も重要なポジションで奴が輝くことを、大いに期待したいね。
頑張れ!!


藤嶋が大活躍し、笠原が復調の気配を見せるなかで、柳と鈴木翔太は二軍調整となってます。
二人とも最近の登板では、二軍の打者からボコボコにされており、当面の間は戦力としては期待できん状態です。
課題はそれぞれ明らかであり、アプローチを間違えんようにして、早く復調して欲しいですな。
素材としては間違いないと、個人的に大いに期待してますんで…。

 


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2018/6/16 ● vs 埼玉西武ライオンズ 2-9

今日は家族サービスで外出してましたんで、例によってスマホでの経過チェック。
序盤からガルシアがアップアップで、いつ大量失点しても仕方がないというのが、小さな液晶から伝わってきましたわ。
打線の方もカスティーヨに抑え込まれるなか、何とか1点ビハインドまで追いすがり、何とか後半に反撃を期したいところやったのが、ガルシアを見切って又吉にリレーした途端に、ゲームが完全に壊れてしまいました。
ガルシアは6回途中までに7四球という、ストライクを取るのに汲々とする投球に終始しましたが、それでも何とかゲームは作ってたのよね。
しかし6回二死走者なしから四球を与えたところで、ベンチが又吉にスイッチしたら、奴はもっと制球がめちゃくちゃで、最後はストライクを取りに行ったボールを満塁弾にされてしまいました。
又吉を出すこと自体は全否定される手ではないけど、ブルペンの出来はどうやったのか。
6イニング目のガルシアよりも、力があると判断されるだけのモノやったのか。
問答無用でスイッチできるような場面やなかったと思うんやけどな。
しかし、こうも連日、打つ手、打つ手が裏目に出続けることについて、ベンチからは何の反省のコメントもないのが、非常に気になりますわ。
それは今のチーム運用を続けて行くという意思表示なん?
間違いなく戦力は昨季より上がってるはずやのに、結果が変わらんということに対しては、考えてもらわんとアカンと思うんやけどな。
ホンマに、ええ加減にせえよ。


アルモンテは下半身の故障やないかと思ってたら、どうやら右ヒザを相当ガッチリとテーピングしてるとの情報が。
札幌ドームで故障のウワサが流れてましたが、そのあたりから成績が急降下したことを考えると、そこでヒザを故障したと考えるのが妥当でしょうな。
月曜日から四連休やけど、そこでどうにか完治できんやろか…。


チームはこのまま沈没していきそうな雰囲気やけど、明日登板するスーパースターが何とかしてくれんやろか。
その右腕の特別な力にすがるしかないのが、ドラの現状やないかと思います。
頑張ってもらいたいね。


追伸、イーグルスの梨田監督が辞任とのこと。
昨年Aクラスでも、今季が不成績ならシーズン途中で辞めないかんのよね。
昨季もずーっと沈み続けてるドラは、それでも何もせんのやろなぁ。
あー、切ない。

 


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