2017/7/28 ● vs 阪神タイガース 0-5

無残な神宮での三連敗から、インターバルなく本拠地でのタイガース戦に突入しましたが、悪い流れを断ち切ることはできず今日も完敗となってしまいました。

いつものごとく投手陣が早々に乱れて、打線はまったく覇気なく得点の気配なし。

ほとんどええところなく敗れてしまいましたが、こういう試合内容は、ちょうど開幕頃の絶望的な戦いを続けてた時期によく似てますな。

しかしあの頃が「これからの戦いで未来は変えられる」という時期だったのと違って、今はこれから戦力を揃えるにはもう時間がないという状況にあります。

これまでの誤った戦略のツケが噴出してきたのが現状であり、ここからチームが浮上していくという期待感は持てそうにないのが辛いところですわ。

昨季同様、ここからがホンマの地獄になりそうですな。

バルデスが今日も調子を上げられず５回ＫＯ。

奴は７月に五回先発して、29回2/3、被安打38の防御率6.07と打ち込まれてます。

もうアラフォーなんやから、奴は休養をしっかり摂らせる起用が必要やったと思うんやけど、春からインターバル詰めまくってたからね。

ここへ来てガス欠になったと見ても、不思議やないんやないかな。

「投げさせてくれと言うから」とそういう起用を続けてきたけど、選手の言いなりになる必要なんてあらへん。

普通に中六日を続けてたら、もっと本調子の期間が伸びた可能性もあるのと違うか。

いずれにせよ奴の不調が長引いているだけに、奴に頼り切るのは危険ですわ。

と言っても軸になれる投手がおらんだけに、このまま連敗が延びていく可能性は高いやろね…。

福谷は「おっ！」と思わせるような好投をして、それを買われて重要な場面で投げるとズッコける繰り返しやなぁ。

今日なんかは敗戦処理に近かったけど、そんなパターンが続くようでは今日みたいな起用しかできんやろね。

もっとできると思うだけに、もったいない。

メンタルな問題なのか、技術の問題なのか、よくチェックして立ち直って欲しいね。

野本の負傷もあり、大幅な選手の入れ替えがありましたが、「カンフル剤」と言えるほどのインパクトはありまへん。

昇格した選手たちが結果を出してくれることを期待したいですが、チームを変えてくれるような活躍は難しいね。

どうしても新しい勢いのある選手が核にならんと、今の状況は変えられんような気がするんやけど、厳しいかな…。

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2017/7/27 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 2-11

昨夜はあまりにも悔しくて、ロクに寝られまへんでした。

しかし今夜のゲームも、連敗ストッパーに小熊を起用せんといかん苦境。

リリーフ陣は高稼働を続けてきて疲労困憊、神宮でもすでに連投した投手がほとんどで、今日投げられるメンバーは限られる。

こんなんで勝てるわけないのよね。

戦前から諦めてたら、思った通りに小熊が早々から炎上する惨状。

投手陣が機能せんと思ったら、打線のほうもクリーンアップが揃いも揃って仕事せず、一方的に殴られる展開になってしまいました。

昨夜のスワローズと違って、ドラには大量得点差をひっくり返すような自力もなく…。

大型連敗を二度経験してダントツ最下位に低迷していたスワローズに、一気にゲーム差を縮められてしまいました。

（今まで言って来なかった下劣なこと言うと、ゲレーロ潰されたんやから、バレンティンにもぶつけて潰してやりたかったわ）

あのね。

散々ここでも指摘してきたけど、夏場に投手陣がヘバるのは春から分かってたことなのよね。

どのチームも夏場には選手がヘバッてきて、成績が落ちたり故障したりする選手が増えてくるから、そこでモノを言うのが選手層の厚さ。

今季は例外みたいやけど、どんなに不調でも読売が最後にはカッコをつけてきたのは、ケタ外れな選手層があるからですわ。

もともとドラは選手層がリーグで一番薄いんやから、シーズン前半を使ってでもいろんな選手を使って見込みのある選手を見極め、少しでも可能性があればチャンスを与えて経験を積ませ、夏場ごろから何とか戦力化するよう努力せんといかんかった。

結果的に、そういう戦いをしていたとしても見込みのある選手がおらず、現状と同じように夏場でヘバッたかも知れんけど、正しいアプローチをしたうえでなら仕方ないのよ。

しかし首脳陣は主力と頼む選手に、ずっとこだわり続けた。

たとえば大野と吉見は軸でないといかんとして、奴らの意向を重視してローテーションを組んできた。

しかし現状では、まだ奴らはチームの足を引っ張る存在でしかありまへん。

谷繁体制下から現投手コーチ陣は、山井にこだわり、福谷・又吉にこだわり、大野・吉見にこだわり、そんで結局誰一人復調させることはできんかった。

その間にムダな敗戦を繰り返してきたのを、今季も同じことをやって、主力の復活も叶わず、阿知羅や金子などの若手を試すこともなく、新戦力を台頭させることはできなかった。

同じことを繰り返して、同じ失敗を繰り返してる首脳陣を、さすがに私ゃ擁護することはできまへんわ。

野手の方も、荒木や藤井、野本がスタメンで負けてるし、結局は昨季とほとんど変わらんシーズンになってしまいました。

鈴木翔太と小笠原が一時輝いたのだけが、今季の収穫になりそうやなぁ…。

（鈴木翔太は促成栽培しようとして、つまらん方向への指導で潰しそうな雰囲気やけど）

来季も似たように夏場に失速してゲームオーバーになるんやろな。

ホンマに夢のないチームになってしまって、今季でファンの多くに見捨てられるやろ。

危機感のない球団には、相応しい最期を迎えるのかも知れまへんわ。

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2017/7/26 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 10-11x

観戦中から書いてるけど、クソみたいなゲームやな(苦笑)。

未熟だらけな若手に強制送還とかキツい罰則与えてたけど、今日は誰も帰さんの？ん？

揃いも揃ってクソのような投球しかできんかったけど、その連中の投球はちっとはマシなの？

さすがに10点リードもらって勝てんようなら、どんな展開になっても勝てまへんわ。

応援する気が九割くらい、ゴッソリ削られたような気分です。

あー、さすがに今日は書く気になれん。

アホらしいわ。

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2017/7/25 ● vs 東京ヤクルトスワローズ 8-9x

まずは福田の二発は嬉しかったね。

「遅いんじゃ！」と言いたいような気分やけど、やっと決定的な仕事をしてくれました。

とくに二本目は、スワローズバッテリーが一発を警戒して外角へボールを集めてくるところを、やや甘く入ったボールをしっかり踏み込んでライトへ打ち込んだもの。

場面をよく理解して打つべきボールをしっかり絞ってスイングしたあたり、高く評価できるのと違うかな。

今季はずっと中途半端に合わせに行くような打撃が多かっただけに、こうして頭を使ってしっかり振ることが今後もできれば、こういう打撃をもっと見られるかも知れまへん。

これからも頑張ってもらいたいね。

いかに守備陣に足を引っ張られたと言っても、吉見はここまでかなぁ。

解説の高木氏もコメントしてたように、ボールそのものに威力がないため、打者一人を討ち取るのにどうしても球数を要してしまう。

今はローテーションが火の車なんで仕方ないけど、このままずっと奴を使い続けるのは問題あるんやないか。

大野といい、吉見といい、首脳陣も見切りをつけるべきはつけてもらいたいわ。

首脳陣は又吉をリリーフの切り札にしたいんでしょうが、現状はその期待に奴が応えてるとは言えまへんな。

先発でしっかり仕事をしてたのに、何かよう分らん難癖付けられて職場を変えさせられたのを、奴はイマイチ納得できとらんのと違うか。

首脳陣は適材適所と選手それぞれのモチベーションを、じっくり見極めて起用する必要があると思うんやけどな。

ちょっと奴が可哀そうに見えますわ。

こういうブルペンが枯渇してくるゲームでも、小笠原は出番をもらえんのね。

笠原以下の存在価値しかないということか。

鈴木翔太は二軍落ちで、小笠原は敗戦処理で調整させるつもりみたいやけど、その狙いが当たることを祈ってまっせ。

無死一三塁、無死二三塁をモノにできなけりゃ、こういうゲームにもなりますわ。

笠原には荷が重すぎただけで、罪はありまへん。

切り替えて、次は頑張れ。

それより福谷が良かったのが嬉しい。

やっと復活するか?

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2017/7/23 ● vs 広島東洋カープ 1-12

ドラが調子を上げていけた時期というのは、鈴木翔太、小笠原、柳がローテーションで機能して、若武者の活躍がチームの推進力になっていた頃なのよね。

それが小笠原が欠け、柳が欠け、そんで鈴木翔太も打たれてしまえば、その勢いも萎んでしまいますわ。

とくに鈴木翔太や柳あたりはほぼ初めてのシーズンなだけに、こうなるのも仕方ないとは思うけど、逆にやっぱり新戦力の充実がドラのジャンプアップのカギなんやと、つくづく感じさせられます。

連中が今季でどんだけ勝てるかは分らんけど、たくさん痛い目に逢い、できるだけ多くの経験を積んで、来季への糧にしてもらいたい。

だから首脳陣は奴らを潰さんよう、そして少々打たれたからと言って二軍へ落とさんよう、最後まで使い続けて欲しいもんです。

鈴木翔太は前々回のタイガース戦でのリリーフ登板といい、今回といい、ちょっと気になる打たれ方をしましたな。

今日は初回からカープ打線に捉えられており、打順が一巡したあたりで一気につるべ打ちを食らってしまいました。

しかし、いいところに落ちたスプリットがしっかり見極められたり、投手の岡田に変化球を打たれたりと、個人的には不自然な打たれ方だったように見えました。

タイガース戦での打たれ方にも似たところがあり、どの打者にもタイミングばっちりでフルスイングされていたことから、どうもフォームのクセを見抜かれてるんやないかと思います。

まぁ、素人ファンとしては、奴なら狙われてるストレートを投げても抑えて欲しいと思ってしまうんやけど、今のように力を入れずに投げたストレートなら無理やろね。

ひょっとすると今日で二軍落ちして、フォームのチェックをすることになるかも知れんけど、今季はストレートの威力をどれだけ磨くかに力を入れて、制球とかくだらんことは後回しにして欲しいわ。

次は頑張れ。

またローテーションが回らなくなってきたため、借金が増えていきそうです。

もともと軸になるべき大野や吉見、若松がほとんど仕事をしてないだけに、この位置にいること自体が奇跡的なことかも知れまへんが、ちょっとひと踏ん張りしてええとこ見せてもらいたいね。

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2017/7/22 ● vs 広島東洋カープ 3-6

今日は先に失点したあたりでほぼ勝ち目なしやったけど、柳がトラブったのは心配やね。

異常を感じたらベンチに伝えることも、プロになったら覚えんとね。

キャンプからシーズンの出足を失敗して、出遅れでやっとデビューできたと思ったら、疲労が溜まってくる夏場に再故障となると、若いうちから故障癖がつきそうで怖い。

登録抹消の必要のないような軽症ならうれしいけど、どうなるやろか。

それにしても、今日は立ち上がりからスイスイと投げられてただけに、結果としてはもったいないなかったなぁ。

次はええところを見せてもらいたいね。

小笠原が敗戦処理で登板しながら、二死走者なしから失点と結果を残せまへんでした。

ストレートの球威不足が課題とされて、リリーフで力を入れて投げることを求められてるみたいやけど、そういう意味では少し上向きなところを見た気がしましたが、局面を考えればストレートばかり投げてピシャッと抑えるような投球を見たかったかな。

素材的には間違いありまへんので、今季はリハビリとして考えて、シーズン終盤くらいにまた輝くところを見てみたいね。

頑張れ。

明日は鈴木翔太が投げるみたいやけど、前回のリリーフ登板では安定したところを見せましたな。

力みをなくしてストレートで詰まらせる投球で、完封寸前の投球を見せてましたんで、首位を独走するチームを相手にどこまで通用するのか楽しみですわ。

…しかしその反面、交流戦で三振を取りまくるような、荒々しい投球は見られなくなってしまいました。

セ・リーグが減点主義、パ・リーグは加点主義と言われてるのは、こういうところにあるのと違うんかなぁ。

せっかく奪三振スターになれる可能性がある素材が、角を矯めて牛を殺すような結果にならんか心配ですわ。

今季すぐにチョロっと勝てるようにするより、来季、来々季にドカーンとブレークさせることを、一番大切にしてほしいんやけど。

明日のゲームで勝てれば嬉しいけど、それでは個人的には複雑です。

少々力を入れて、四球10個、三振10個みたいな投球をしてくれたら、それでええと思ってますわ。

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2017/7/21 ◯ vs 広島東洋カープ 8-5

さすがに今日の展開で勝てんかったら大問題やったけど、最後の最後まで勝てる気はしまへんでしたな。

梅雨も明けた夏場になって、やっとマツダスタジアム今季初勝利というのは実に情けないもんです。

まぁ、本拠地で読売に負け越して来ただけに、とりあえず一息つけたのは良かったけどね。

両外国人が三発のアベック弾で序盤から大量リードしたというのに、今日もバルデスはピリッとせずカープの追撃を許してしまいました。

（最近数試合、奴はずっと良くありまへんな）

二死走者なしからの失点も目立ち、本来なら勝利投手になんかなれんはずやった。

まぁ、開幕頃の不遇を考えればプラマイゼロというところでしょうが、そろそろええとこ見せてもらわんとまた離脱ということになりかねん。

次はきっちり抑えてもらいたいね。

ゲレーロの二発はちょっと見ものでしたな。

一発目はアウトローを引っ掛け気味にレフトスタンドへ運び、二発目はインハイをどん詰まりながらこれもレフトスタンドへ。

対角線のボールをそれぞれホームランしたことで、明日からのカープバッテリーへのプレッシャーが格段に大きくなるはずですわ。

それでビシエドが生きる展開になれば最高なんやけど、さてどうなることやら。

最後まで生きた心地のせんなかで、８回に迎えたピンチで見せた岩瀬の投球は最高でした。

大事に使えばまだまだ戦力として期待できますんで、シーズン最後まで投げ切ってもらいたいね。