180cm/85kg/右投右打/50m走5.9秒/高校通算37本塁打
12年の溝脇以来、四年ぶりの指名となった高校生野手。
守備位置は高校三年間で、三塁⇒右翼⇒中堅⇒遊撃と短期間で変わっており、本職と言えるポジションはないのかも知れまへん。
甲子園出場経験はないものの、長打力とスピードを兼ね備える、フィジカルに優れた好素材やと言われています。
現在のドラ打線は、パワーの面でもスピードの面でも力不足が顕著なため、どちらも武器としているという彼は非常に重要な戦力となる可能性がありますな。
まぁ、以前にもここに書きましたように、個人的には素材型の高校生はバクチやと思ってますんで、過大な期待は禁物かも知れまへんが、それでもできれば大きく育ってもらいたいね。
それでは動画を見た感想なんやけど、あんまりいい角度から映したものがなく、一塁側からの遠景や捕手側からの視界が多いため、あんまり確たることは言いにくいのよね。
ただしそういう動画からや、止め絵である写真を見て分かることなどを、できる限り書いてみたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=mBppKVeHlmg
https://www.youtube.com/watch?v=-5iZWphdrIY
https://www.youtube.com/watch?v=QxDYUvVpNGw
よくあれだけ振れるもんや。
それが彼を見た第一印象ですわ。
大きなテークバックから大きなフォロースルー。
普通はテークバックが大きくなると、むしろフォロースルーまで振り切れないもんなんやけどね。
身体をいっぱいに使って、非常に力強いスイングができるようですな。
あれだけ強く振れるだけに、芯を食った打球の飛距離はかなりなもんやと思います。
「素材」としての指名と考えれば、かなり手ごたえがあったのと違うかな。
一方で、強く振ろうという意識がやや過剰で、ちょっと力が入って身体の使い方が固いとも感じます。
もう少し柔らかさが出て来ると、プロの変化球のキレにも対応できるんやないかな。
それにしても、最近の高校生はガタイがええねぇ。
昨年の小笠原なんか、あのケツを見ただけで今季出て来ると思えましたが、彼もなかなかの下半身をしてますわ。
彼の場合は素材として費用かされてると思うんやけど、プロに慣れて技術が伴ってくれば、思いのほか早めに一軍に姿を現すかも知れまへんな。
頑張って欲しいもんです。
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