関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2022/9/25 ○ vs 読売ジャイアンツ 7-1

早くも今季は本拠地最終戦

いろいろと見てはいけないシーンを見せられた気分やけど、現場の責任は大きくはないんでそこは目を瞑るべきやろか。

いまだに根尾のコンバートだけは納得できんけど、火中の栗を拾ってくれた監督には、若手を伸ばすという苦しいシーズンを全うしてくれたことに感謝したい。

ロドリゲスと清水達を勝ちパターンの継投に定着させ、ローテーションの頭数が足らん時期もあったものの、松葉を四番手として固定して髙橋宏や上田の飛躍を促したうえ、コロナ離脱があった小笠原の数字をキャリアハイへ導いたこと。

そして打線の方も、主軸がことごとく不振や離脱に見舞われながら、石川昂に主軸へのキッカケを植え付けたのに始まり、大ブレークを果たして今や押しも押されもしない主軸となった岡林に、京田の離脱後はとっかえひっかえやったショートに定着した土田など、多くの選手を試して取捨選択していったことは、大いに評価できると考えます。

個人的に監督のガマンが一番表れてると感じるのは、三振率が五割近かった石垣に対してであり、普通の指導者ならとっくに二軍落ちの断を下してるはずが、バンテリンドームで3本塁打できる長打力を買って、何とかモノにしようとガマンしてる。

「もう無理」というラインを通り越しても粘るのが育成やと思えば、監督のガマンや粘りは相当のもんやないか。

こういう姿勢が来季の強いドラを作ってくれると、今は信じたいと考えますわ。

残り試合は少ないけど、これからも育成に振り切った試合を見せてもらいたいね。

 

芽吹き始めた若い選手がいれば、成績を落とした中堅やベテランもいてますな。

とくに確固たる地位を築いていたはずの周平に京田、そして今季に賭けていたはずの平田あたりには厳しいシーズンになりました。

周平は昨季の体たらくを払しょくせないかんかったのに、打撃内容自体変わらずさらに数字を悪化させてしもた。

京田も昨秋からの打撃改造を続けられず、守備面にも影響した結果、ショートを完全に土田に明け渡した。

昨季は病気を理由にできた平田に至っては、ストレートに対応できなくなって、ほとんど一軍の戦力にはなれんかった。

こういう連中がどんな来季を迎えるのか。

すでにチームに不可欠な存在やなくなったことを自覚したうえで、どんな自分を作っていくのか注目したいね。

 

今日は今季の集大成としては、ええ試合やったと思います。

来季はこんな試合をたくさん見せて欲しいね。

 

 

 

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