堂上に福田、谷元、そして大野奨は、今日が引退試合となりました。
それぞれに入団にドラマがあり、それぞれに長い時間をかけて、ドラのために戦ってくれました。
四人に対しては、心からの「ありがとう」を伝えさせていただきます。
第二の人生に幸あれ!
今季も何とか143試合を完走しました。
私生活でもいろいろあったこともあって、例年以上に疲れたなぁ…。
開幕した頃には、いつも以上に期待してたんやけど、その終了を迎えた今は虚しさだけが残りましたわ。
本格的な総括は別の機会にしたいと思いますが、批判の意見もあったというのに、立浪監督の「スクラップ・アンド・ビルド」を大いに評価していた私を、とにかく罵倒したい。
チームが正しい方向に向かうと信じた私は、本当のマヌケでした。
唯一評価できるのは若手を使い続けたことやけど、それもメンバーを固定してフルシーズンを戦い抜くことを優先したため、チーム内競争はほとんど起こらず、チャンスを与えられなかった選手たちは腐ってしまった。
その引き換えに固定されたメンツが結果を出せばええけど、ほとんどを4番で起用された石川昂は13本しかホームランを打てず、キノタクの離脱でチャンスが来た石橋はトレード獲得した宇佐見にフタをされ、長く二遊間を組んだ福永と村松もミスを連発したあげくベンチに収まってしもた。
中堅どころがレギュラーから外されたため、リーダー役もいなくなってしまい、チーム状態が悪くなると改善できまへんでしたな。
(開幕戦で活躍した周平なんて、半月もしたら石川昂にポジションを明け渡すことになってたから、焦りのために打撃をおかしくしたんやないかと思います)
投げる方では勝野と松山が勝ちパターンのリリーフに定着し、終盤には先発にも梅津や仲地、根尾が次々に輝きを見せるなど、前向きな材料もあったけど、勝てない焦りのせいなのか小笠原は昨季の出来に遠く及ばず、涌井も防御率は大幅に悪化し、序盤からリリーフを消耗させたために、次々に離脱者が出てしまいました。
何より、昨季の根尾コンバートに引き続いて、白米の提供禁止という信じられん指示が出て、しかもマルチネスが不満を言えば投手陣だけは免除されるとか、1イニングに10失点まで晒し投げさせた近藤にフォローなしとか、チームが一丸になるのを邪魔してるとしか思えん監督の態度には、心底ガッカリさせられましたわ。
簡単にまとめるつもりが、そこそこ長くなってしもた。
来季があるのは「ミスター」だからでしょうが、来季もミスターとして選手を上から目線で扱ってたら、絶対に失敗すると思います。
選手と一緒にドロに塗れるくらいのつもりで、三年目は必ず勝ってもらわんとね。
来季も負けたら許さんよ、ホンマに。
親サイト : 「関西竜魂」 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/