関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2020/11/4 ○ vs 横浜DeNAベイスターズ 5-4

 

うん、いろいろ熱いゲームでした。

昨夜の連敗脱出勝利を受けて、今夜も前半で大きなリードを奪ってそのまま押し切れると思ってたら、勝野が詰めを誤って4点リードをすべて放銃する苦しい展開になってしまいました。

一時の最悪期は脱したものの、純国産スタメンとなって爆発力を欠く打線は、チャンスで一本が出ないヘタレに逆戻りしており、例によって得点のないままヒット数ばかりが増えていくばかり。

同点の8回には、すでに祖父江というカードを切ってしまい、もう後がないという展開で主将の周平が決勝の一発!

そして最後は苦しんでいた福が、三人斬りでセーブを挙げてゲームセット。

号泣する福にチームの熱を感じたゲームでしたわ。

 

 

正直なところ、先週の連敗中に周平が一本でも二本でも打ってたら、チームも一つや二つ勝てたと思ってますんで、これでやっと少しは帳消しにできたやろか。

奴のリストの強さが生かされた、思ったよりも飛距離が出る打球でしたな。

最近の不調は疲労のためやとか指摘されてますが、昨季もシーズン後半で失速して打率三割を逃しており、今季も故障で欠場期間があっただけに、同じように失速することは許容できまへん。

残りはたった二試合なんやから、そこでしっかり仕事をして自らの打率三割も達成してくれや。

 

 

そして福。

最近の不調が疲労が原因やというのはよく分かります。

しかし少なくとも甲子園での二つのエラーは、投球とは別のプレーであり、あれからチームが急降下したことを思えば、指弾されても仕方ないと思います。

だからこそ疲労困憊のなかで、今日の厳しい1点差ゲームでセーブを挙げたことは、あの涙が示すように大きな意味がありました。

そしてそれを見た私も、奴の責任感を感じることができて、非常に嬉しかった。

低迷するチームにはああいう熱さが足らんかった。

その熱さが戻ってきたということは、首脳陣が今季のすべてをAクラスに賭けてきた、その成果やと言うてもええでしょう。

明日は大野雄が奴らを休ませてくれたら最高やけど。

さてどうなることやら。

 

 

 

 

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