関西竜魂「戯言」

関西出身でも、野球を知ったときからドラゴンズファン

2019/9/29 ● vs 阪神タイガース 3-6

フルメンバーでスタメンを組んで、そして敗れて5位確定。
一説によると4位と5位では選手の給料が違ってくるため、最後まで勝ちにこだわらんといかんとのことでしたが、その割にベンチメンバーはどんどん若手に入れ替えて、そしてそれを使わないというジレンマ。
こうした首脳陣による中途半端な起用法には、基本的なチームの方針のブレが感じられてなりまへん。
勝つことに徹するなら藤井の降格はあり得んし、若手を使うならここまで出番を与えんのはおかしい。
どっちつかずで何も目的を達してないような気がするんやけどな。
今日はゲームが中盤で壊れて、選手交代がやりやすくなったんでしょうが、首脳陣の割り切りのなさにはガッカリですわ。
シーズン前半の活気を生み出す起用が最後まで続いていたら、結果はどうなったか知らんけど、少なくとも面白いシーズンにはなったはずやと残念に思います。
順位が決定した最終戦では、もっと思い切った起用が見られるんやろか。
トップにはもっと明確な方針というものが必要なんで、是非ともそういうものを見せてもらいたいと願います。


結局、柳の後半戦の勝利は、10勝目の一つだけに終わりました。
前半戦の快進撃を見てると、タイトルを狙えるんやないかと思わされたんやけど、やっぱり奴のネックはメンタルでした。
自分のボールが通用するという自信が、奴にとって今季の活躍の大きな要因やったけど、10勝という大きな目標が奴のメンタルを崩して足踏みさせ、そして10勝を挙げて以降は目標を達した満足感が、奴のボールから魂を失わせたように見えましたわ。
もっと奴には確固たるモノが、断固たるモノが欲しい。
まだまだひ弱なイメージがぬぐえまへんので、状況に左右されんようなメンタルを身に付けるよう、鍛錬してもらいたいね。


ようやく根尾と高松がデビュー。
根尾は守りから入って一打席、高松は代走での出場となりました。
高松は盗塁を狙って欲しかったけど、ヒットで一塁から三塁まで駆け抜ける場面があり、持ち前のスピードの片りんは見せてくれたんやないかな。
一方の根尾は緊張があったのか、あんまりええところはありまへんでした。
守備では硬さが如実に見えて送球が乱れたけど、とりあえずアウトにできたのは良かったね。
しかし打撃の方はスイングすることができず、三球三振に終わってしまいましたな。
一球目ですでに立ち遅れが明らかになっており、これは厳しいと思ってたら、まともにスイングすらできんまま終わってしまいました。
ルーキー相手やというのに、外角やなく課題の内角に集められたのも厳しかったわ。
しかし一軍の一線級のボールを体感できたのは、奴にとって大きな財産になったはず。
明日は何とか初ヒットを見せてもらいたいね。

 


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